季節は気候を指すのか、時期を指すのか

先日もこのブログに書いたが、今年の4月は暑い。
中旬くらいから20℃超えで、夏日25℃間近である。っていうか、昼間の車では確実に25℃超え、体感では30℃に達していて、クーラーが欠かせなくなっている。
余談だが、一方で雨が降って、ちょっと肌寒いときがあるのだが、車のエアコンからは涼しい風が出てくる。正直寒いのだが、この時期のカーエアコンは設定が難しい。

 

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話を戻して、この暑さについてだが、こうなるともう春はないのかと思ってしまう。
3月まではそれなりに寒く、暖房が欠かせなかったが、1ヶ月経っただけでもう冷房ということで、春はなくなって、冬から夏へすぐに移行してしまうのではないかと心配になる。
温暖化の影響でそんなことになる未来は近いだろうし、もしかするとすでにそうなっているのかもしれない。
 
ただ、ここで疑問が出てきたのだが、それは「春」という言葉が、気候のことを指すのか、時期のことを指すのか、ということ。
上で書いたように、もう春はなくなるという意味での春は、気候のことを指している。だいたい気温にしてこのくらいという寒くもなく、暑くもなく、そんな日々を春と言う、という感じ。
 
しかし、ウェブで春の定義を調べてみると、日本では3月から5月ごろのことを指すとなっている。この定義によれば、気温に関係なく、春はこの時期を指していることになる。
 
となると、春という言葉が指すのは時期のことのようにも思うのだが、たださらにもとをたどれば、やはりそれは気候的な意味合いが強かったように思う。桜が咲くくらいの気候のころを春として、その時期がだいたい何月から何月までという順番で考えられたはずである。
 
要するに直近では、気候的な意味合いと、時期とがずれてきているのだろう。
定義としてどちらが正しいかは、自分の生活にはまったく関係のないことではあるが、ちょっと気になった次第である。
 
ということで、季節は気候を指すのか、時期を指すのか、よくわからなくなってきた、という話でした。