今年の4月は本当に暑かったのか

世間はGW真っ只中かと思うが、うちの会社は今日も出勤日。ということで、普通に仕事をしていたのだが、そうこう言っているうちに4月も終わりそうである。
この4月は本当に暑かった印象。中旬くらいからは連日20℃を超える日々で、4月ってこんなに暑かったかなと思ったくらいである。例年、5月くらいから熱中症の対策を始めて、梅雨明けくらいから本格的に暑くなるイメージだったが、これだと4月から熱中症の準備をしておかないといけないと感じたくらいだった。
 
そんな今年の4月の暑さ。例年以上に暑かったと思ったが、本当に暑かったのかどうか確認してみることにした。
気温を検証する際に役立つのが気象庁のサイト。
 

www.data.jma.go.jp

こちらのサイト、各地域の1976年以降の天気や気温、降水量などを調べることができる。夏休みの日記などで天気を毎日メモしておかなくても確認できる、重宝するサイトである。
 
さて、このサイトで、私の住んでいる地域の4月の過去5年と今年の気温データを見てみたところ、最高気温の平均と20℃以上の日数は、以下のような結果になった。
 
2019年 20.0℃ 14日
2020年 18.4℃ 12日
2021年 20.8℃ 15日
2022年 20.6℃ 18日
2023年 20.5℃ 19日
過去5年平均 20.1℃ 15.6日
2024年 21.6℃ 22日
※2024年は28日までデータ
 
最高気温の平均はここ5年の平均と比べて1.5℃も上昇している。
また、今年は4月28日までで、20℃を超えた日数も22日。今日4月29日は20℃はギリギリくらいだったが、明日4月30日は確実に超えそうなので、おそらく今年の4月の20℃を超えた日数は23日になると思われる。こちらも過去5年の平均と比べても8日以上も多い。
こうやってみると、感覚的に暑かったというだけでなく、データとしても裏付けられたと言っていいだろう。
 
ちなみに私が小学生だった6年間の4月最高気温は平均で18.0℃。20℃を超えた日数も平均9.2日だったので、ここ30年くらいで4月もかなり暑くなっているのがわかる。
 
そんなこんなで、やはり暑かった4月だったということが実証されたわけであるが、おそらくこれは今年の猛暑の前哨戦。
今年の夏を耐え忍ぶべく、これから本格化してくる暑さに備えておきたいと思った次第である。
 
ということで、今年の4月はやはり暑かった、という話でした。