日本語

「~のせい」という、原因と責任が混同した言葉

昨日のこのブログの記事で、最近娘(小学1年生)がよく使う言葉で気になるものを挙げてみたのだが、もう1つあったので、ここで紹介しておきたいと思う。 それは「~のせい」というもの。 例えば、息子(2歳)が機嫌よく遊んでいて、娘がわざとではないのだけ…

小学生の娘がよく使う、気になる言葉

うちの娘も去年小学生になり、生意気盛りである。 語彙が増えて、コミュニケーションが円滑に取れることと、生意気な発言が増えることは、当然のことながら相関するので、小さいころとは別のイライラが起こってしまうのだが、これは仕方がないことか。 下の…

改めましてこんにちは

日本語の誤用シリーズ。 最近よく聞くのが、「改めましてこんにちは(こんばんは)」。 会議や会合の最初に主催者が挨拶することがあるが、そのときにこの「改めましてこんにちは」がよく使われる。 この「改めまして」、意味としては「再び」が適切かと思う…

最近気になる言葉の誤用

最近、Twitterやブログなどのウェブのテキストなんかを見ていると、単語の誤用が気になる。 これは素人が書いているから仕方ないのかと思っているのだが、テレビなどのマスメディアでもたまに見受けられる。 言葉は時代によって変化するのだからいいではない…

過剰な「さん」づけ「様」づけ問題

先日、Voicyの「ながら日経」を聞いていたら、パーソナリティがとあるパン屋に対して「お店様」という表現を使っており、強い違和感を覚えた。 最近、個人だけでなく、組織や店舗に対しても、「さん」づけすることが多いが、さすがに「お店様」変だろうと思…

「いただく」の用法

社内の会議で報告を受けていると、敬語の使い方が間違っているケースが多々ある。 別に社内でとどまるのであれば目くじらを立てることもないのだが、他社の人との会話で敬語の誤用があるとけっこう恥ずかしい。 最近気になるのは、「いただく」の用法。 管理…

「させていただきます」症候群

こういうツイートがTwitterの私のタイムラインに流れてきた。 「させていただきます」と書きたくなったら、「いたします」と書くといい。確認させていただきます。↓確認いたします。受賞させていただきました。↓受賞いたしました。シェアさせていただきます…