9月も終わり、暑かった夏もようやく終わりを迎えようとしている。とはいえ、10月も当面は夏日になりそうで、そこそこ暑い日が続きそうな模様だが。
今年の夏は、ここ数年の猛暑の中でも一段と暑く、暑い時期の長さ、気温の高さの双方で猛暑だったと言えるだろう。
これは今年の夏に限った話ではないが、ここ数年、8月は朝から玄関を開けて出かけると、もわっとした暑い空気に触れることになる。
もうかれこれ40年近く前の話なので若干記憶があいまいではあるが、自分が小学校のころは8月であっても朝は少しひんやりしていたように覚えている。毎日6時半からラジオ体操があったが、そのくらい時間だと涼しかったように記憶している。
そんな朝の涼しさは、今年だと9月も終わりになって、ようやく感じるようになってきた。
そう考えると、令和の9月の暑さと昭和の8月の暑さは同じくらいではないかと思ったのだが、実際のところどうだったのかちょっと調べてみた。
最高気温平均:31.5℃
最低気温平均:23.2℃
真夏日日数:27日
猛暑日日数:0日
熱帯夜日数:3日
これに対して、今年の9月が以下のとおり。
最高気温平均:31.1℃
最低気温平均:23.0℃
真夏日日数:23日
猛暑日日数:0日
熱帯夜日数:6日
見比べてみるとわかるが、ほぼ同じである。今年の9月は、昭和時代の8月と同じくらいの気温だった。私の夏の朝の感覚は間違っていなかったようである。
当時は8月でも猛暑日はほぼなく、私が小学生だった6年間では0。熱帯夜も8月で多くて3日程度、当時からクーラーはあったが、夜に使うことなんてなかった。
そう考えると、自分が小学校時代の夏は随分過ごしやすかったと言える。当時も暑いなと思っていたが、今の暑さに比べればだいぶ快適なのがわかる。
この40年くらいで、1ヶ月分くらい暑くなったと言えるのかもしれない。今後もこの暑さが増すことはあっても緩和されることはないだろう。
もしかすると、20年後くらいにはさらに暑くなっていて、そのころは20年前はまだマシだったなんて言ってるかもしれない。
ということで、令和の9月は昭和の8月と同じの暑さだった、という話でした。