猛暑の時代2.0

8月に入り、ますます暑くなる今日このごろ。梅雨明け前から暑さが本格化し、7月中盤から気温が一気に上がって、夏本番の様相を呈してきた。
 
私の記憶が間違いなければ、こういった猛暑が叫ばれるようになったのは、2018年からだった。
この年は、とにかく暑かった印象で、しかもその暑さが9月末まで続いた。空調服やアイスベストといった、猛暑対策のグッズは売り切れ、スポーツドリンクも小売店からなくなるほどの状況だった。
そういった経験もあり、各社翌年からは在庫を積みまして対応したのか、欠品などがだいぶ減ったことを覚えている。
 
2018年からはじまった猛暑の時代。
それまでもそれなりに暑くはなっていたと思うが、2018年は特別暑く、この年を境にして、暑さ対策や熱中症対策が叫ばれるようになった。
7,8,9月はそれまでよりもかなり暑いことを前提に、社会が動くようになったと感じている。それまでは熱中症は各個人が気をつけることだったことが、会社側が起こさないよう対策を考えないといけないという考え方にアップデートされた年でもあった。
 
そして、今年2023年。
毎年、今年は猛暑と言われるが、2023年は間違いなく、ここ数年でもさらに暑い夏になるのではないだろうか。
猛暑の時代にあって、その中でもさらに暑い夏になると予想している。
実際、うちの会社のまわりでも、去年は熱中症の報告がなかったのに対して、今年はすでに数件の報告が来ており、これからもこの流れは止められないのではないかという感じ。
これまでは熱中症を起こさないように予防することが大事だったが、これからはいくら予防していても熱中症が起こることを前提にさまざまな対応していかなくてはいけないと感じている。
 
そんな感じで、今年を境にさらに一段階暑いことを前提に社会が動くことになるような気がしている。猛暑の時代2.0といった感じ。
そんな過渡期にあるかもしれない今年の夏をいかに乗り切るか、個人としても経営者としても、いろいろと考えてみたいと思っている。
 
ということで、2023年は猛暑のレベルが一段階上がった年になるのではないか、という話でした。