貸切風呂のすゝめ

うちの娘も小学3年生になり、温泉に行く機会がめっきり減った。
娘が小さいころから、いっしょに出かけるのにいいところはないかと考えて、思いついたのが温泉。ドライブがてらいっしょに行って、風呂に入って帰るというのが定番のコースになっていた。
それが小学生に上がったころから徐々に恥ずかしがるようになり、去年の年末を最後に行かなくなってしまった。
 
私が住んでいる県の条例では、児童の混浴に関する規定はないようで、他の都道府県でも10歳くらいが境目のところが多い模様。最近では施設単位で、小学生以上は混浴はダメというところも多い。
個人的には(施設で禁止になっていなければ)まだいいだろうと思ったりもするのだが、本人が嫌がるのを無理に入れるわけにもいかないので、最近は行かなくなってしまっていた。
 
そんな中、近くに日帰り温泉施設ができて、そこにある貸切風呂なら娘もOKということで、この週末予約して行ってみることにした。
行ってみると、まだ新しい施設ということもあり当然のことながらきれい。娘は思ったよりも広いことに驚いていたようで、テンション高め。息子(3歳半)もいっしょだったが、こちらもご機嫌な様子だった。
 
いわゆる貸切風呂は、おそらく今回がはじめてだと思うが総じてなかなかよかった。
何が良かったかというと、まずは貸し切りということで、子どもたちが少々騒いでも気を使わなくていい。
加えて、子どもたちだけでなく、大人の自分も気を使わなくていいので、風呂の縁に寝転んだりできて、ゆっくり過ごすことができた。
また、大浴場と違って、子どもたちがあちこちいくことなく、目が届きやすいので、安全面でもかなりいいなと感じた。
 
一方のデメリットは費用が少々かさむということがあるが、これは仕方がない。
子どもたちがすぐに出ようと言い出すようだと、さすがにコスパ悪いかなと思っていたが、そんなこともなく、自分もリラックスできたので、十分満足できた。息子に至っては、時間になってもまだ遊んでいたいということで、えらくお気に入りの様子だった。
 
そんなこんなで、これまで使ってこなかった貸切風呂がなかなか良かったので、また温泉にもちょくちょく行ってみようと思った次第である。
 
ということで、娘はいつまでいっしょにお風呂に入ってくれるのだろう、と改めて考えさせられた、という話でした。