ランニングコースを走るメリット

最近、近所(と言っても、車で10分程度のところ)の公園にある野球場と陸上競技場の周りのランニングコースを走っている。
 
今年はきちんと走ろうと、年初からランニングをしているのだが、普段は家のまわりを2~3km走るというのをほぼ毎日続けていた。
ただ、毎日走るのはいいのだが、調子よく走れる日と、どうしても調子が出ない日があり、どうにも調子にムラが出るなと感じていた。
 
そんなある日、わざわざ車で移動して、上述のランニングコースに行って走ってみたのだが、なんだか調子がいい。
最初はだるくて、息もちょっと苦しかったのだが、徐々に調子が上がり、結果としてそこそこの距離を走っていたのである。
先日、出張に出た際、東京豊洲の「豊洲ぐるり公園」で走ったときも、1日歩き疲れた後だったが、それでも気持ちよく走ることができた。
 
そんな感じで、ランニングコースを走ると調子がいいので、最近はわざわざ車で移動して走るようにしている。
走り始める段階で少々調子が悪くても、最後は気持ちよく走り終えることができている。
 
では、なぜ普通の道路ではなく、ランニングコースだと調子がいいのだろうか。
ちょっと考えてみた。
 
まず考えられるのは、車が走っておらず途中で止まる必要がないから。
家を出てまわりを適当に走ると、車も走っているので気をつけないといけないし、途中で信号があるので強制的に止まらないといけない場面もあるが、ランニングコースだと基本止まる必要はない。
ペースを守ることもできるし、止まったりすることもないので、快適に走れるのだと思う。
車に気をつかないといけないというのは思っている以上にストレスなのかもしれない。
 
2つ目は、比較的フラットコースだから。
普通の道路は微妙な上り下りがあったりするが、ランニングコースではフラットコースが多い。
フラットなコースだとペースを維持しやすいので、最初調子が悪くても、走っているうちに調子が上がってくるように感じる。
やりたくない作業も始めてしまえばスムーズにできることはよくあるが、それと同じで走るのも、最初調子が悪くても走り始めれば徐々に調子も上がってくるのだろう。
 
3つめは、細かい段差などが少ないから。
車と同様で、走っているときの細かい段差で少しずつストレスがたまる。
歩いているときにはあまり感じないが、走っているときだとペースも変わってしまうため、調子が上がらない原因になっているものと思われる。
 
他にも、ランニングコースであれば他にも走っている人が多いので刺激になるとか、周回コースであればどのくらい走ったかがわかりやすいなど挙げられるかと思う。
 
まとめてみると、走るときは当然かなりの体力を使うので、走るということ以外にできるだけ意識を使いたくないのだということに気づいた。
そうした細かいストレスを除いてあげることで、走ることに集中でき、例え体調がイマイチでも、走り始めることによって徐々に調子が出てくるのであろう。
ランニングコースまでわざわざ移動するのはちょっと面倒なのだが、それでもこうしたコースを活用したほうがきちんと走ることができそうなので、積極的に活用していきたいと改めて思った次第である。
 
ということで、細かいストレスを取り除くことは思ったよりも大事であるということに気づいた、という話でした。