春休みが早く終わってほしい母親と、続いてほしい父親

今日から新年度・新学期ということで、うちの娘も幼稚園の年長へと進級した。
もう年長かと感慨深い。
幼稚園1年目(年少)は、はじめての幼稚園ということで、いろいろな行事があり、1年が長いなと感じたが、2年目(年中)は慣れによるのか、コロナでの行事の減少によるのかわからないが、1年が早く感じた。
3年目のこの1年はどう感じるのだろうか。
 
ところで、昨日まで春休みだったわけだが、その春休みが終わりホッとしているのがうちの妻。
これはうちだけではなく、世の中のお母さんは新学期が始まると長期休暇がやっと終わったと安堵しているはずである。
普段は学校や幼稚園に行っている子どもが、一日中家にいるのは、想像以上にストレスなのだろう。
とくにうちの場合は乳児(7ヶ月)がいるので、なおさらである。
 
一方で、世の中のお父さんは、学校があろうが、長期休暇だろうが、あまり関係ないものと思われる。
普通に朝会社に出かけて、夜家に帰ってくるのであれば、子どもが学校でも休みでも直接影響はないはずである。
 
しかし、私の場合、事情が少し異なる。
娘の幼稚園がある日は、送っていかなければならない。送っていくと言ってもマンションの前までで、そこに幼稚園のバスが迎えに来てくれる。
だからマンションの前に連れて行くだけなのだが、時間に間に合わせるためには、娘を起こして、朝ごはんを食べさせて、着替えさせないといけない。持ち物の準備や歯みがきもしないといけず、けっこう大変なのである。
 
妻は息子の夜泣きで睡眠不足なので、基本起きるまで寝かせておく(私が優しいのではなく、妻の機嫌が悪いからだが…)。
妻が起きれば、娘の準備は任せるのだが、起きなければ最後まで私がしないといけない。
これがけっこうストレスなのである。
最初から最後まで自分がやらないといけないとなると、そのつもりでやるのだが、今日は妻がいつ起きるのかなと思いながら、やきもきするのである。
 
それであれば、最初から自分でやると決めればいいようなものだが、やはりそれはそれでめんどくさい。水筒などの持ち物の準備はできればやりたくないという気持ちが強い。
ということで、できれば妻にやってほしいなと思いつつ、起きてくるのを待つのである。
 
それが長期休暇中であれば、何もやらなくていい。
娘も寝かせっぱなしにして、自分の準備だけすればいい。
これが思いの外、ストレスフリーなのである。
 
ここ数日、娘の幼稚園の準備をしない朝に慣れていたので、今朝はちょっとバタバタした。
幸い、妻が早めに起きてきたのと、バスの時間が去年よりも5分遅くなったのとで、結果余裕のある準備ができたのだが。
 
そんなこんなで、朝の時間だけに限って言えば、私は子どもの長期休暇は歓迎である。
ただ、別の観点から考えるとそうも言っていられない。
娘が家にいる時間が長くなると妻の機嫌が悪くなる、という別の問題が発生するのである。
そう考えると、新学期が始まって娘が幼稚園に行くことで、妻の機嫌が少しでもよくなるのであれば、私も長期休暇は終わって良かったということになり、結局は妻と私の利害は一致するのである。
 
ということで、娘の在宅時間の長さと妻の機嫌の負の相関がかなり高いと感じている、という話でした。