Move2Earnはスマホ時代の救世主になるのかもしれない

ここ数日、「スマホ脳」を読んで思ったことを、つらつらと書いてみた。
スマホによって人間の脳は大きな負荷を受けているが、そのための対処は、本書ではスマホから離れる時間をつくることと、運動をすることだとしている。
 
このスマホから離れる、運動をする。どちらも言うは易く行うは難しの典型である。
私自身、この本を読んでスマホの弊害やそこからストレスについて頭で理解はできたが、スマホとの距離は取れていない。むしろ、最近ストレスがかかる事案が多く、スマホに逃げ込む時間が増えていると実感している。
 
ではもう1つの運動のほうはどうかというと、こちらは歩いたり走ったりということが、そこそこできている。
平均すれば毎日10,000歩以上歩けているし、夏の間休んでいたランニングも再開している。
 
もともと運動するのは嫌いではないし、その習慣もあったのでできているが、それとは別で大きな役割を果たしているのが「STEPN」というサービス。
 
STEPNは、歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げる、Web3の代表的なサービス。
詳細は割愛するが、私は4月からこのアプリをダウンロードして楽しんでいる。
もっているNFTのスニーカーの数で、毎日歩ける時間が決まっており、その時間は歩かないともったいないということで運動を継続することができている。
 
こういったサービスは、移動することによって稼ぐことができるMove2Earnと呼ばれている。
NFTは投資の要素もあって、損することもあるので、しくみをきちんと理解して、納得した上ではじめる必要があるが、今回「スマホ脳」を読んで、STEPNをはじめとするMove2Earnのサービスは運動を誘発することができ、スマホによるストレスを軽減させることができるのではないかと感じたわけである。
 
Webサービスも第2世代から第3世代に移行しつつあり、Web3なる言葉もよく聞くが、Webと現実の垣根がなくなりつつあり、ストレスの原因とされるスマホによって、ストレスの緩和の対策となる運動を促すことができるという構図が面白い。
 
なお、このSTEPN、NFTの価格が上下することから、気になってスマホを閲覧する回数が増えてしまうというリスクもある。それによって溜まったストレスを、運動によって解消するということになると何のためにやっているかわからなくなるので、スマホのチェックはほどほどにしたいところである。
 
ということで、Move2Earnサービスはスマホ時代の救世主になるかもしれない、という話でした。