朝のルーティーン

ここ最近、私の朝のルーティーンとして、ウォーキングをしている。
ほんとは走りたいのだけど、歩くほうが考えごとやオーディオブックを聞くのに適していて、たまに走ることもあるが、歩き中心になっている。
ランニングでもウォーキングでも、習慣化したいと思っていたが、気がつけば完全に習慣化できていた。
習慣というよりも、娯楽に近い感覚である(「努力の娯楽化」by楠木建)。
 
いつから習慣化というか娯楽化できたかと思って、記録を見返してみたが、昨年は暖かい時期は回数が多いものの、寒かったり雨が多い時期は少なかった。
それが、今年に入ってからは、ほぼ2日に1回のペースに増えており、暖かくなってきた4月以降では、雨の日、飲みすぎた日、早朝会議の日以外は、ほぼ毎日やっている。
年初に、今年は年100回以上ランニングorウォーキングをすると宣言したこともあって、1,2月の寒い時期もそれなりの数をこなせたのが良かったのであろう。
実際やってみると、寒い時期でも気温が5℃以上あればそんなに凍えることはないし、それ以下でもヒートテックを着れば問題ないことに気がついた。10℃以上あればもう快適である。
朝の時間、オーディオブックやVoicyを聞いたりして情報収集しながらの運動はなんとも言えない爽快感を得ることができる。
今では、それができない日は逆に調子が悪いなんて日もあるくらいだ。
 
ただ、ここに来てちょっとした問題が発生している。
ウォーキング自体は順調なのだが、読書もしたいと思い出したのである。
昨日のブログにも書いたように、やはり本を読むという時間をもっと取らないといけないと思い出し、GW期間中は走った後に30分から1時間くらい、最近マイブームのベランダでの読書に勤しんだのだが、これがなかなか良かった。朝は頭が回るし、読書の質も効率もいい。
だが、これはGWだからできたが、平日ともなるとそうもいかない。
 
この他にも、ほぼ毎日朝風呂に入っている。
たいした運動ではないが、やはり歩いたり走ったりした後は身体をさっぱりさせたいということもある。しかし、それ以上に、朝風呂に入ることで、今抱えている課題について考えることで頭が回りだす感覚があり、これはこれで外せないのである。
(余談だが、サウナは考えさせないため、風呂は考えるための場所だと思っているので、夜はサウナ、朝は風呂だと思っている。)
 
ということで、朝の時間に、ウォーキングしたいし、本も読みたいし、風呂も入りたい。
貴重な朝の時間をどう使うか、どういったルーティーンにしようか試行錯誤している今日のこのごろである。
 
この3つをどう折り合いをつけるか考えると、理論的には3つの方法が考えられる。
 
1つ目はどれかを朝やるのを諦めて夜にやるという方法。
身体を動かすのは朝に限る必要はないので、ウォーキングは夜に回そうかとも考えたが、夜は夜で気力が残っていない。子どもの面倒も見ないといけないし、なかなかうまくはいかない。
夜に読書をまわすことも考えられるが、往々にして寝るのが遅くなってしまうという問題が残る。言うは易く行うは難しである。
 
2つ目は、朝もっと早く起きるという方法
これが一番シンプル。5時に起きれば、3つともできる。最近は5時半ごろに目を覚まし、そのまま起きれるときと、6時くらいまで二度寝してしまうことがあるのだが、まずは5時半に起きるを徹底することからはじめるのがいいかもしれない。
あとは、起きた後どうしてもスマホいじったりしてダラダラしてしまい、外に出るまでに20~30分経過してしまうことが多い。ここの時間を短縮することも課題か。
 
3つ目は、毎日3つともやろうとすることを諦めて日替わりにする。
これは現実的。幸か不幸か、もう少しすると梅雨時期になる。こうなると、雨の中では外に出たくないので、ウォーキングはできない。
晴れたらウォーキング+朝風呂、雨が降ったら読書+朝風呂、ときれいに分けることができる。
 
ということで、2つ目を模索しながら、現実的には3番目かなと思っているところである。
 
自分もこんなに朝の時間をどうしようか考えだすようになったということは、年をとったということだろうか。
20代、30代のころは、朝はいかに遅くまで寝るかしか考えていなかったのに。
でも、年をとるということが、こういうことであるのならば、それはそれで悪いことでもないかもしれない。
 
ということで、ウォーキングに、読書と、朝風呂、朝に全部したいけど全部はできないという話でした。