マインドフルネスとサウナと最近の趣味

前回のこのブログの記事で、マインドフルネスと朝風呂の関係性ついて書いた。
マインドフルネスとは、「今に気づいていること」状態のことで、それと朝風呂での私のルーティンについてまとめてみた。
 
その続きではないが、このマインドフルネス、サウナとも共通点が多いなと感じたので、今回はその点についてまとめてみたい。
 
まず、サウナと風呂の違いについて。サウナのほうが、頭がまわらないということ。
そう考えると、サウナのほうがマインドフルネスの状態に近い。
熱いという感覚だけでなく、蒸気を感じたり、汗が滴り落ちるのを感じたりと、今の自分と向き合うことができる。
その熱さゆえに、脳が注意散漫になるように導く、デフォルトモードネットワークに入りにくく、頭の中が「無」になることがマインドフルネスの目的ではないが、場合によって無になることもできる。
またサウナだけでなく、水風呂、外気浴とそれぞれで異なるマインドフルネス体験ができる。
水風呂ではその冷たさだけでなく、水が動いて身体に当たる感覚で今を実感できるし、外気浴においては、その涼しさだけでなく、空気や風が身体に触れる感覚で今を感じることができる。
 
そう考えると、サウナに行くことでマインドフルネスな状態になれると言っても過言ではない。
最近のマインドフルネスブームとサウナブームが同じようタイミングで来ていることも合点がいく。心身ともに疲れがたまるこの時代に、双方がブームになっているのは必然かもしれない。
 
さらに私自身の最近の趣味嗜好を振り返ると、サウナ以外にも、今に集中できるというか、雑念を感じずに没頭できることにハマっていることに気づいた。
 
キャンプでの焚き火やスノーボード、水族館や美術館にも行くのだが、すべて今に集中できるという共通点がある。
 
裏を返せば、それだけいろいろと考えが頭の中を駆け巡っていて、いっときだけでもそこから離れたいと思っている現れなのだろう。
マインドフルネスというもの興味が湧いたのもこの延長線上にあるのかもしれない。
 
頭ではそこまでストレスを認知しているわけではないが、身体がマインドフルネスを実感できる趣味を欲しているのだろう。そうであるならば、もっと意識的に今に戻れる時間を確保することが必要なのかもしれないと思った次第である。
 
ということで、いろいろな趣味がマインドフルネスにつながっているのかもしれない、という話でした。