やはり、今年は普通の風邪もひいてはいけない

先週4月13日(火)から15日(木)にかけて東京・大阪に出張に出た。
取引先の人事異動に伴い、顔合わせの挨拶がメインで、空いている時間に展示会の視察に行ってきた。
当然のことながら、会食はなし。
東京、大阪ともコロナ感染者数拡大の局面であったが、食事のない面談であれば、感染のリスクは限りなく低いと判断して予定どおり行くことにした。
 
訪問先では広めの会議室を用意いただき、しかもマスクをしているということで、感染のリスクはほぼないと言っていいと感じた。
また、展示会の視察のほうも、今回は基本見て回るだけで、会話することもなかったので、こちらも感染のリスクはかなり低いと判断していいだろう。
 
無事、出張を終えて帰ってきたわけだが、土日を挟んで翌週19日(月)の朝、なんだかだるいなと感じた。
この日は朝から会議続きで、私自身が発言することも多かったのだが、午前中の会議が終わった段階で、なんか喉にイガイガするのを感じた。
これはちょっと気になるなと思い、午後から会議はキャンセルしたり、リモートでの参加で対応した。
 
とはいえ、熱があるわけでも咳があるわけでもないので問題ないだろうと思いながら帰宅すると、息子(7ヶ月)が熱を出していた。
こうなると緊張が走る。
 
東京・大阪に行ってたとはいえ、自分の行動を振り返ると、コロナ感染の確率はかなり低いと思うのだが、完全に否定もできない。
また、この日曜はちょっと肌寒く、また娘と息子の3人で出かけて、公園で遊んだりしていた。これが原因で自分と息子が風邪の症状が出た可能性もある。
いろいろな可能性が頭の中でぐるぐるとかけ回った。
 
幸い、息子のほうはその後熱もすぐ下がり、症状を見ても問題なさそうだったので、病院に行くこともなかったのだが、自分のほうは風邪の症状がくすぶっていた。
とくに熱があるわけではないが、喉の違和感と若干の咳と痰があり、どうしたものか考えていたのだが、早めに対処したほうがいいと思い、21日(水)にかかりつけの病院(診療所)に連絡を入れてみるとことにした。
 
この時期、直接病院に行っていけないので、まずは電話を入れてみる。
すると、細かく症状について聞かれたので、それに答えていく。あわせて、先週東京・大阪に出張に出たことも伝える。
折返し電話をくれるということだったので、電話を切って待っていると、30分後くらいに電話があり、車で来るよう言われた。
病院の中に入ることができず、外で待っておく時間もあるので、車で来てほしいとのことだった。
 
で、すぐに車で向かい、到着したことを電話で連絡すると、看護師の方が出てきて、裏の出入口のところに車を横付けするよう指示される。
しばらく待っていると、防護服にマスク、フェイスシールドまでした先生が出てきた。
 
この瞬間、大変申し訳ない気持ちになる。自分の不注意で、こんなに大掛かりなことになるとは…。
 
とはいえ、ここで帰るわけにもいかないので、車に乗ったまま、先生に状況を説明し、診察をしてもらい、一応コロナの簡易検査(抗原検査)をしてもらうことになった。
結果は陰性で、PCR検査まではしなくてもいいだろうということで、薬をもらって経過観察することとなった。
 
今回の診察を受けて、やはり今年は風邪もひいてはいけないのだ、ということを改めて思った。
出張自体は仕事だし、感染のリスクも考えた上での判断であったし、それ自体は間違ったこととは思っていないが、出張から戻ってからも、細心の注意を払って風邪をひかないようにしなければならなかった。
出張中で感染がないようにきちんと対策していたのだが、その後がちょっと抜けていたと反省している。
40代半ばに差しかかると、出張の疲れが出てくる、というところまで意識が回っていなかったように思う。週末も普通に娘や息子と外出していたが、体力回復に時間を使うべきだった。
 
とりあえず現時点(22日(木))で状況が悪化するようなことはないので、おそらくコロナの心配はしなくてもいいと思うが、何にせよ風邪の症状を治すことが先決である。
今回の反省を活かして、とくに出張などの際には、出張先の感染状況をきちんと把握して対策を講じるとともに、出張から帰ってからも含めてきちんと対応しようと思った次第である。
 
ということで、今年はコロナに感染しないようにするだけでなく、風邪もひいてはいけないということを、改めて思い知らされた、という話でした。