一周まわって、3歳ごろがいちばんかわいい

うちの下の息子は現在3歳と5ヶ月を迎えるところ。
3歳になったころは発語も少なく、保育園の同級生に比べても発育が遅いように感じられたが、昨年末あたりから急に話す言葉も多くなり、積極性も出てきたように見えている。
本来他の子どもたちと比較する必要はないのだが、それでもちょっと気になるところで、発達が少し加速してきたことは純粋よかったなと思ったりしている。
 
そんな感じで話す言葉や疑問に思うことが日に日に増えている息子だが、一方でイヤイヤも強くなってきている。ちょっと機嫌を損ねると駄々をこねたり泣いたりと、そのパワーも増してきているように感じており、それはそれで大変だなと思う今日このごろである。
 
よく、3歳くらいが一番かわいいと言われるが、それは直接育児に関わらない人から見た視点であったり、昔育児をしていた人が振り返って思うことであって、現役で子育てしている身からすると、そんなに単純なものじゃないぞ、と常々思っていた。
当たり前のことだが、子どもはいつの年代もかわいくて、そして憎たらしい。コミュニケーションが取れないことの煩わしさと、コミュニケーションが取れることができる便利さはトレードオフで、会話にならない時期は、たしかにかわいいのだけど、それ以上に大変だという思いが強かった。
 
しかしである。それでもここ最近思うのは、一周まわって、やはり3歳ごろが一番かわいいのではないかということ。
徐々に言葉を覚えてコミュニケーションが成立するようになって成長も実感できて、歩いたり食べたりの諸動作も安定してきて、しかも動物的にもかわいい。
これがちょっと前だと、コミュニケーションが取れないことの煩わしさが強く、絶えず目を離さないようにしておかなければならかったし、これがもう少し成長すると、あれこれ話し出して、良くも悪くも人間らしくなって、憎たらしさがかわいさを上回ってくることになる。
そう考えると、今この3歳の時期がやっぱり一番かわいいのではないかと思ったりしている。
 
これは2人目の子どもだからということもあるかもしれない。上のお姉ちゃんのときはそんな余裕もなかったのが正直なところ。2人目ということで、いろいろと予測がつき、その分心に余裕があるからこそのかわいさということもあるかもしれないが、それでも一番かわいい時期であることは間違いなさそうである。
おそらくあと1年もしないうちに、このゴールデンタイムは終わってしまうと思うので、今のうちにしっかりと楽しみたいと思う。
 
ということで、やはり3歳ごろが一番かわいいのではないかと考え直した、という話でした。

 

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