保育参観

先日、2歳半の息子の保育参観に行ってきた。
コロナ前には頻繁に行われていたようだが、ここ3年くらいはなかったとのこと。うちの息子は去年の12月に入園なので、今回はじめて息子の保育園での様子を観察することができた。
 
参観と言っても、小学校の参観日のように、廊下に保護者が並ぶような感じではなく、今回の参加者は私だけで、廊下や部屋の隅から自分の子どもに見つからないようにこっそり見るといった感じ。
息子はとくに乱暴な様子もなかったので一安心だったが、途中私の存在がバレてしまい、そこからは泣きわめくので、仕方なくお父さん登場となった。
ちょうどお昼ごはんの時間だったので、横に座って給食の様子を見学。いつもの好き嫌いを発動して先生(というか私)を困らせていたが、本人はこれまたいつもどおりあっけらかんとしていた。
食後に同学年の子どもたちに私が絵本を読んで、約2時間の参観は終わりとなった。
 
息子の様子は想定内で、良くも悪くもいつもどおりだったのだが、それとは別で気づきも多かった。
 
大きなところでいうと2つあって、1つは同じ保育園と言っても、0歳児と2歳児では大違いということ。
息子が通っている保育園は、0~2歳児の3学年で、うちの息子は2歳児のクラス。
2歳児くらいになると、コミュニケーションも取れるので比較的落ちてついているが、0歳児クラスは、まさに赤ちゃんで、まったく別の生き物を相手にしているように感じた。6ヶ月~1歳になったばかりくらいの子どもたちなので、この中でも成長に大きな差があり、まだおんぶが必要な子から、もう自分で歩くことができる子どもまで幅が広く、対応する先生もてんやわんやの印象だった。
1歳児のクラスは、もう2歳児クラスのほうに近くて、(0歳児クラスに比べると)しっかりした様子。
同じ保育園と言っても、かなり多様な子どもたちに対応していることを理解することができた。
 
もう1つの大きな気づきは、うちの息子とまわりの子との差。
うちの息子は成長が少し遅く、発話も遅れていることは認識していたが、実際に同学年の子どもたちと比べるとだいぶ遅れていることがわかった。
他の子たちは、私と簡単な会話ができるのに対して、うちの息子は「パパ」とか「ブーブー」(車のこと)くらい。
わかってはいたつもりだったが、実際に目の前で比べると、だいぶ違うと認識できた。ざっくり1年くらいの遅れがあると思っていたほうがいいかもしれない。
普段生活をしていると、子どもの発話が遅れていたとしても、正直困ることはとくにない。ただ困ることがないからといってそのまま遅れがあると、どこかのタイミングで息子自身が困ることも出てくるので、今回同学年の子たちとの差を実感できたのはよかったと思う。
 
と、こんな感じで、いろいろと理解の深まった保育参観だった。
食後の絵本の読み聞かせでは、みんな関心をもって聞いてくれて、楽しい時間となった。
また機会があれば、こういった参観に参加したいと思う。
 
ということで、息子の保育園の様子を見てきた、という話でした。