これまではイヤイヤ期ではなかったのかもしれない

うちの息子は、現在3歳と4ヶ月なのだが、昨年末あたりから急に覚醒したかように、言葉の数は増えてきた。ここで言う言葉の数とは、語彙の数(種類)と、しゃべる量という両方の意味である。しゃべるだけでなく、質問も増えてきて、あれは何これは何、と聞いてくるようになった。
加えて、競争の概念の理解してきたようで、上の娘より玄関まで早く走ったり、早く着替えたりしては、「勝ったあ!」と喜んだり、負けていじけたりするようになった。
 
思えば、1年前に保育園に通うようになったころは、あまりしゃべることもなく、それから数ヶ月経ったあたりには、保育園の先生からは同級生に比べて発達が遅いので、1度病院で診てもらってほうがいいかもしれないと言われるくらいだった。たしかに、同級生の子どもたちと比べると、発話が少なく、明らかに発達が遅いなとは感じていた。
その後、5月に病院を受診して、そこから療育の機会を得たり、家でも絵本の読み聞かせを毎日やってみたり、話しかける工夫をやってきたのだが、ここに来て急に何かが溢れ出すように話し出すようになった。
年末に保育園のクリスマス会があったのだが、以前感じたような、同級生と比較しての発達の遅れはほとんど感じなくなっていた。
 
そんなこんなで一安心といったところなのだが、一方でここに来てイヤイヤのレベルが格段に上がった。
コンビニや本屋に行ったりして、好きな車の本や、ミニカーを見ると、すぐにほしいと言いだす。それをダメと諭すと、地面に寝そべって駄々をこねだす。それでもほしいと言って泣き叫ぶので、抱っこしてそこから離れる。
家でも、自分の食べたいものがあると、それをずっとほしがる。ないと言ってもほしがる。ここでも寝そべったり泣いたりして駄々をこねる。こんなことの繰り返しである。
 
これまで、このブログでも息子のイヤイヤ期について書いてみたのだが、これまでのはイヤイヤ期ではなかったのかも、と思うくらい。
一般的に、イヤイヤ期は2歳ごろにはじまり、3歳過ぎると落ち着いてくると言われているが、うちの息子の場合は自我の発達が遅く、ようやく追いついてきて、それにあわせて思い通りいかないことにも気づき始めてきたのではないだろうか。
今回イヤイヤ期が始まったのか、ひどくなったのかはわからないが、こうやって自分の外の世界と折り合いをつけていくことを学べるようになってきたと考えれば、それはそれで悪いことではないのかなと思ったり。
 
日々接する中で、とくに時間がないときなどは私がイライラしてしまうこともあるが、そのとき息子は今学習中なんだと思い出して、自分の気持ちを落ち着けたいと思う今日このごろである。
 
ということで、息子の言葉増えるとともに、イヤイヤが増してきた、という話でした。

 

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