一姫二太郎とはよく言ったもので

うちの下の息子も2歳になり、イヤイヤ期に磨きがかかっている。
ここまでの子育ての甘さが原因でもあるのだろうが、ちょっとしたことで叩いてきたり、物を投げたりは日常茶飯事で、男の子のやんちゃぶりを日々目の当たりにしている。
 
思い返すと、上の娘のときはここまでではなかったように記憶している。
娘もたいていわがままで、甘えん坊の性格ではあるが、あまり叩いたりすることはなかった。
我慢ができない度合いとか、わがままな態度については、そんなに変わらないように思うのだが、その後の反応については、息子のほうが荒っぽいように感じている。
 
ただ、私自身、息子の態度にそこまで過剰に反応することなく対応できているような感覚がある。
一度娘のときにイヤイヤ期を経験していることもあって、若干の程度の差であれば、そこまで大変だという感じがしていない。
 
しかしながら、これが逆だったとすると、ちょっと状況は違ったかもしれない。
第一子が男の子で、次が女の子だったら。
想像しかできないのだが、ちょっと具体的に想像してみると、これはなかなか大変だったのではないかと感じている。
 
一姫二太郎とはよく言ったもので、たしかに第一子が女の子のほうが、子育ては楽だろうと思う。おそらくこれは間違いない。
では、具体的に何が違うのだろうか。
 
ちょっと考えてみた結果、違いは2つ。
うちの子どもという極めてn数が少ないサンプルからの考えなので、粗い説なのはご容赦いただきたいが、反応の荒っぽさと行動範囲ではないかと思う。
 
上述のとおり、叩いたり、投げたりという行為は娘のときはあまり見られなかった。あったはあったが、頻度とかその強度は息子のほうが大きい。
また、行動の範囲も広いように感じている。広さもそうだが、上へ上へと高さへの興味関心も強いように感じている。ただ、これは上のお姉ちゃんの行動を見ているからそうなっているだけで、性差とは別のところに原因がある可能性も否めない。
 
これらの結果、親にどう影響するかというと、男の子のほうが親の体力を削られ具合いが大きいのではないか思う。
男の子でも女の子でも、はじめての子育てはすべてが初体験で大変なのは同じだろうが、男の子のほうが体力的な疲労度がボディブローのように効いてくるので、できれば第二子以降のほうがいいというのは合点がいったというわけである。
 
当面息子のイヤイヤ期は続きそうだし、今後も対応にも苦労させられそうだが、上の娘のときの経験を活かして、楽しく子育てをしていきたいと思った次第である。
 
ということで、一姫二太郎とはよく言ったものだ、と思ったという話でした。