娘の誕生日に思う、期待値コントロールの難しさ

今日、娘が7歳の誕生日を迎えた。
去年あたりから自分の誕生日をハッキリと自覚するようになり、今年は数日前から指折り数えて楽しみにしてきた。
誕生日プレゼントもかなり前からあれがほしい、これがほしいとリクエストしてきており、年に1度の大イベントとして意識しているようである。
 
2,3日前からは、自分で風船をふくらませて、パーティー仕様にしようとしたり、誕生日プレゼントは隠しておいて謎解きで探すようにしてほしいと言ってきたりしている。
誕生日なんてたいしていい思い出のない陰キャの私からすれば、どこでそんなパリピな体質になったのだろうと疑問に思ったのだが、ちょっと考えて原因はすぐに思いついた。
間違いなくYouTubeの影響である。
最近でこそ、学校の宿題がそこそこ忙しいので、そこまでYouTubeばかりを見ているわけではないが、それでもテレビを見る時間よりYouTubeのほうが長く、ここからの影響はかなり大きいと思われる。
そんなYouTubeの配信の中で、サプライズ的にプレゼントを渡すような動画も見ているようで、それと同じことをしてほしいというわけである。
 
こんな感じで、娘は自分の誕生日が特別な日だと認識しており、かなり期待値が上がっている。
一般的に期待値が上がりすぎていいことはあまりなく、結果として当初の期待ほどではなくガッカリするなんてことはよくあることだ。
私も子どものころ、誕生日に限らず、こちらが特別な日だと思っているときに、親や家族がそれほどでもなくてもめた経験がある。
 
このあたりの加減が難しく、誕生日だからといって、過度に甘えた様子であれば、それはきちんと注意しないといけない。
一方で、わがままで甘えん坊な娘ではあるが、今のところ素直に育ってくれており、誕生日くらいは特別な日として1日つきあってあげたいとも思っている。
 
今後、大人になっていく過程で、こういった期待値をどうコントロールすればいいのかを本人が学んでいくことになるだが、今の段階でそれを求めるのは酷というもので、大人の視点で冷めた対応をせず、できるだけ期待に応えるようにはしてあげたいと思っている。
今日はこれから娘と息子を連れてお出かけする予定なのだが、ちょっとのことなら受容する気持ちで1日を過ごしたいなと思った次第である。
 
ということで、とはいえ誕生日プレゼントの謎解きは面倒くさいと思っている、という話でした。