保育園を探す

ここ最近、息子(2歳)の保育園探しに奔走している。
私が住んでいるような地方の田舎であれば、どうにでもなると思っていたのだが、まったく甘かった。
 
毎日通える普通保育だけでなく、週に何日か預かってもらえる一時預かりも探したのだが、どちらもいっぱいという状況であった。
 
普通保育のほうは、市役所に申し込みに行って、毎月空きが発生すれば、申し込みをした人の中から、市の職員が割当をするというしくみで、一時預かりのほうは、各園に直接連絡をして、空きがあるかどうかを確認するというしくみだった。
 
普通保育は、中途半端なタイミングでは空きが発生しづらいようで、市役所の窓口に受け入れ可能人数の表があったのだが、軒並み「×」であった。
一時預かりは、自分で近くの保育園に電話してみたが、どこもいっぱいとのことで、新規での受け入れは断っているというところがほとんどであった。
電話をかけても面談にさえ進むことができず、ちょっと心が折れそうになりながら、範囲を広げて電話した結果、3つの園で面談までこぎつけることができた。
 
で、さっそく息子を連れて面談に行ったのだが、今度は受け入れできる日数がかなり限られているとのこと。
この保育園では、当月の一時預かりの予約は、前月の1日から開始されるとのことで、この段階でほぼ埋まってしまうとのことであった。電話の回線も少ないので、電話自体もなかなかつながらないという説明があり、一昔前のチケット予約かと思った。
預かってもらう日も週に1日くらいとのことで、これだと他の園でもお願いしないといけないなと思った。
 
どうやら園によって一時預かりの考え方が違うようで、受け入れ対象を絞って、その枠に入れた人はそこそこの日数を預かってもらえるというやり方の園と、受け入れ対象は広くするが、対象に入ったからといって希望の日数預かってもらえるとは限らないというやり方の園があるようで、今回面談に行った園では後者のやり方をしているようであった。
 
ようやく面談まで進めても、今度は預かってもらえる日が少ないとなれば、これはこれで問題だなと思いつつ、さらにはならし保育も必要とのことで、1日まるまる預かってもらうまでには、さらなるハードルがあるようで、これは大変だなと感じた。
もう2つの園の面談を受けて、少しでも受け入れてもらえたらなと思っていた。
 
とここまできて、奇跡が起きた。
奇跡と言うと大袈裟かもしれないが、少なくとも私にはそう感じたのだが、家と会社の間にあるちょうどいい立地の、希望していた園で、普通保育の受け入れをしてもらえるという連絡が市役所からあった。
一時預かりの面談のお断りの連絡をして、現在に至っている。
 
これでホッと一息入れることができそうだが、地方でも保育園問題はあるんだなと実感。こちらについては、また改めて考察してみたい。
 
ということで、地方でも保育園探しは大変だ、という話でした。