冗談が通じないことは障害なのか

うちの娘は今年小学2年生なのだが、たまに私が言ったことに対して、ちょっと後になって不貞腐れてしまうことがある。いわゆる冗談が通じないというやつ。
 
例えば、あまりきれいな話ではないのだが、息子(3歳)のおむつを変えるときに、おしりについているうんちを拭きながら、娘に「これをつけてやろう」なんて言うと、それを真に受けてしまうのである。
こちらとしては、これまでそんなことをしたことないし、文脈からも冗談とわかるだろうと思うのだが、娘としてはなんでそんないじわるを言うのだろうと思ってしまうようである。
 
言われるほうからすると嫌なのであれば、そういう冗談は言わなければいいのかと思うのだが、事はそう簡単ではない。
仮に私がそんな冗談を言わなかったとしても、学校で同級生からは言われることがある。言ったほうからすれば冗談であったり、普通に話したことであっても、言われたほうが嫌だということなれば、コミュニケーションにギャップが生じる。
家庭でもある程度慣らしておかないと、学校で不都合があってもよくないと思ってしまうわけである。
 
実際学校の先生の面談では、やはりそういったコミュニケーションのミスがあるようで、同級生が今やるべきことを指摘してくれたのに対して、娘がそれに反発するようなことがあるとのことだった。
その同級生の言い方がどうだったか見ていないので、なんとも言えない部分はあるが、先生曰くその同級生は常識の範囲内の言い方だったらしく、娘に問題がなかったとはいい難い印象を受けた。
 
こういった冗談が通じなかったり、意図したことが伝わらなかたりと、コミュニケーションに不都合が起こるのは、発達障害の可能性があると認識している。
昔であればアスペルガー症候群と言われたり、現在は自閉スペクトラム症なんて言われているらしいが、その気はある。もちろんこれらの障害も0か1でくっきり分かれるようなものではなく、グラデーションがあるのだろうが、娘は冗談や会話の理解だけでなく、いわゆる場の空気が読めなかったり、真意を読むのが苦手で、これらの障害の傾向はあると思って間違いはないだろう。
 
だからといって、何か大きく行動を変えるようなことは今のところ考えていないのだが、そういった傾向があるというのは認識しておくことは大事かと思っている。
こういった障害に対する対策もいろいろなところで出ているので、そういった知識や情報も入れながら、対応していきたいと思う。
 
ということで、娘に冗談が通じないことをちょっと心配している、という話でした。