いつまで抱っこと言ってくるのか、いつまで抱っこをさせてくれるのか

うちの娘は、小学2年生になった今でも、ことあるごとに抱っこしてと言ってくる。
朝起こすと抱っこして、散歩していても抱っこして、駐車場からマンションの部屋に戻るまでに抱っこして。3歳の息子を抱っこしていると、ずるいと言ってきたりする。
さすがに息子を抱っこしないといけないときは、娘には今の息子くらいのときには、いつも抱っこしてたんだから、我慢しなさいと言うのだが、それでも本人は納得いかなそうな顔をする。
 
とはいえ、私も甘いものだから、たまには抱っこしたりしているのだが、これっていつまで続くのだろうか、と思ったりする。
 
この、いつまで続くのか、という問い。これには2つの意味がある。
 
1つは、いつまでこんな甘えてくるのかという娘を心配する意味。
私が子どものころ、さすがに小学生になってからは抱っこしてくれとは言わなかった(はず)。たぶん、幼稚園に通っていたくらいまでで、長子だったこともあり、抱っこをせがんだ記憶はない。
娘も長子で、5つ下の弟がいるのに、その弟を差し置いてでも自分を抱っこしてくれと言ってくる姿を見ると、やはりちょっと心配になってくる。
もう小学生なんだし、お姉ちゃんなんだから、抱っこ抱っこ言うようじゃだめだよと思ってしまう。
 
一方で、もう1つ。いつまで抱っこさせてくれるのだろうか、という意味。
後から見れば、抱っこしてくれと言ってくるくらいがかわいかったな、なんて思うのだと思う。
心配しなくても、もう1年もすれば、抱っこしてくれなんて言わなくなるのかもしれない。抱っこしてやろうか、と言っても拒否される日は遠からずやってくるはずである。
 
そんなこんなで、抱っこをせがまれるたびにアンビバレントな気持ちになる。
でも、私の本音は、おそらくいつまで抱っこさせてくれるのかという心配のほうが強いんだろうなと、書きながら確認することができた。
それであれば、抱っこしてくれと言われているうちは、抱っこしておこうと思った次第である。
 
ということで、いつまで娘が抱っこしてくれと言ってくるか心配になってきた、という話でした。