サウナの満足度はととのい椅子の数に比例する

私はサウナ好きで、機会を見つけては行くようにしている。
私がサウナに行き始めたのは、たしか2018年か19年くらいからで、サウナブームがはじまったころにそのブームに乗っかったようなかたちでハマっていった。
出張に出るときは、大浴場だけでなく、サウナもついているホテルを選ぶようにしているし、時間があれば近くのサウナに行ったりしている。
 
ちょっと前のことだが、東京に出張に出たときに、時間があったので「サウナ東京」という、王道のネーミングのサウナ施設に行ってきた。
このサウナ、5種類のサウナと3種類の水風呂が売りの施設なのだが、それ以上に驚いたのが60席にも及ぶととのい椅子と寝そべることのできる畳のスペース。
これだけのととのいスペースがあると、混んできても、椅子がないかもしれないという不安がまったくない。実際、そこそこの人がいたのだが、それでも十分過ぎる椅子の数だった。
 
そのとき思ったのは、サウナの満足度はととのい椅子の数(椅子に限らずととのいスペースの数)に比例するのではないか、ということ。
いくらサウナが良くても、いくら水風呂が気持ち良くても、ととのい椅子に空きがあるかどうかわからないと、サウナに集中できなかったりする。
逆に、この施設のように、ととのい椅子が十分にあれば、サウナと水風呂に集中して楽しむことができる。
 
なんてことを思っていたら、うちの近くにあるよく行く2つの温浴施設でも、ととのい椅子が増設されていた。
それも、頭まで支えることができる椅子が、どちらの温浴施設でもかなり増えていた。
利用人数から考えると、サウナと水風呂の後の外気浴で、ととのい椅子がないという不安がほとんどなくっており、私自身これらの施設に対する満足度というか信頼感が上がっていることに気づいた。
 
サウナの流行自体はブームと言われるフェーズは終わって、文化として定着してきている感がある。
そのような中、特徴を打ち出したサウナを各施設打ち出しているが、ぜひととのい椅子の数だけはキッチリと確保してほしいなと思った次第である。
 
ということで、サウナでととのい椅子が多いと満足度が高くなる、という話でした。