ホテルレビュー「ラビスタ東京ベイ」

先週は久しぶりに東京に出張に出てたのだが、今回はそこで初めて泊まった「ラビスタ東京ベイ」を紹介したいと思う。
 
私は、出張の際に展示会の視察をしたり、また展示会に出展することがしばしばあるのだが、東京の場合、展示会が開催されるのは主に東京ビッグサイト幕張メッセとなる。
この両会場へのアクセスを考えたとき、豊洲有明地区に滞在するのが便利で、最近ではこのあたりに泊まることが多い。
 
東京ビッグサイトの場合は、徒歩圏内なのでかなり便利なことは、このあたりの地理に詳しい人ならご理解いただけるかと思う。
幕張メッセの場合はけっこう遠いし、もちろん幕張近辺に泊まるほうが近いのだが、展示会だけが出張の目的でない場合は、幕張泊だと何かと不便。豊洲有明地区からであれば、新木場経由で幕張へのアクセスは悪くないし、東京・銀座方面であればタクシーでそんなに時間がかからないので、そこそこ便利なのである。
 
そんなこんなで、今回も幕張メッセへの視察もあり、利用したのが「ラビスタ東京ベイ」だった。
 
このホテル、ドーミーインで有名な共立リゾートグループが経営するホテルで、今年(2022年)の7月にオープンしたとのこと。
ドーミーインは、大浴場とサウナで有名なホテルで、私もよく利用させてもらっているが、このラビスタ東京ベイももちろんついている。
 
今回初めてこのラビスタ東京ベイに泊まってみたのだが、かなり良かった。そこで、ここでは良い点と(たいしたことではないが)イマイチな点を挙げてみたいと思う。
 
まずは良い点から。
1つめは、共立リゾートと言えばこれ、温泉とサウナ。
かなり広い浴室で、洗い場も多く、ゆっくりできる。浴室からの眺望も良く、レインボーブリッジを眺めることができる。
サウナも水風呂も広め。ただ、私が利用したときは、19~20時台とちょうど混み合っている時間帯だったか、サウナ室内はほぼ満員だった。
露天風呂や壺風呂もあって気持ちいいのだが、ここでちょっと足りないのが外気浴スペース。
露天スペースもあり、外気浴もできるのだが、ととのいイスは2つで争奪戦状態。サウナ好きからすれば、露天スペースは風呂を少し減らしてでも外気浴スペースを確保してほしかったところ。
とはいえ、全体的には広くてゆっくりできるいい温泉とサウナかと思う。
 
2つめは、豊洲ぐるり公園へのアクセス。
私は出張の際にはランニングシューズをもって、朝などの時間に歩いたり走ったりするのだが、最近の東京のランニングスポットと言えば、豊洲ぐるり公園かと思う。豊洲の海沿いをぐるっと走ることができる1周約5kmのコース(厳密には周回にはなっておらずコの字型)で、水辺を走ると気持ちいい。
この豊洲ぐるり公園に、ラビスタ東京ベイからは0分でアクセスできる。このアクセスの良さは、ランニング好きからはなんともありがたい。
しかも、走った後はすぐに風呂に入ることができるのもGood Point。
この風呂とランニングの2点だけで、個人的にはリピート確実のホテルになった。
 
3つめは、駅へのアクセス。
このホテルに限らず、豊洲地区のビルは近年建てられたものが多く、設計がよく考えられていると思う。
ラビスタ東京ベイはゆりかもめの市場前駅が最寄りだが、この駅まで雨にも濡れずに行くことができる。東京ビッグサイトであれば、こちらも雨に濡れずに到達することができるし、逆方向で豊洲駅から都心に出るのも便利。
出張時は、持ち物を減らしたいと思う人も多いと思うが、ちょっとした雨に濡れないことで、傘をもっていかなくてもいいというのはかなりありがたい。
 
他にも、客室は必要十分な広さかつ設備で快適。価格も今のところリーズナブルで、またぜひ利用したいと思っている。
 
イマイチな点も。
今回私は利用しなかったのだが、朝食会場で長蛇の列ができていた。
7時ごろランニングから戻ってきたときにかなり長い列ができており、その後風呂に入って8時過ぎにチェックアウトでフロントに降りたときに、まだ行列は解消されていなかった。
もちろん1時間も待たされるわけではないが、ホテルの朝食で列ができるのはちょっとストレスに感じそう。
予約サイトでは、予約時に朝食を申し込んでおかないと追加では頼めない旨書かれており、どうやら朝食の利用客の事前の見込みが甘かったのではないかと思われる。
 
とはいえ、総じて満足度の高いホテル。とくに展示会に行く機会では、また利用したいし、その際はランニングシューズをもって、ランニングや散策もしてみたいと思う。
 
ということで、リピート確定のホテルの紹介でした。