ワンオペ夏祭りの最大のリスク

先日、地元の夏祭りが開催されるということで、小学2年生の娘ともうすぐ3歳になる息子を連れて、行ってきた。
ここ数年は、開催されたり中止だったりで、開催されても規模を縮小しての開催だったが、今年は数年ぶりの本格開催。
伝統的に神輿の練り歩きもやるのだが、こちらも数年ぶりということで、各社・各団体、神輿の運営に詳しい人が少なくなっていて、こういったところでもコロナによる伝統の継承への影響が出ているなと感じた次第。
 
さて、数年ぶりの本格開催ということで、街に出てみると、人出が去年とまったく違うことに気づく。
去年も子ども二人を連れて出かけたが、そのときは明らかに密度が異なる。
その光景を見て、こういったときのリスクを忘れていたことに気づかされた。
 
それは迷子のリスク。
普段は子どもたちを連れ出すといっても、商業施設や温浴施設くらいで、そこまで人がいないので、ちょっと目を離しても大きな問題にならない。
もちろん、下の子はまだきちんとコミュニケーションを取ることができないので気をつけているが、そこまで神経を使わなくても大丈夫である(温浴施設ではおぼれるリスクがあるので、こちらは細心の注意が必要)。
ところが、今回の祭りは、ちょっと離れたりしたらもう大変。見つけるのがかなり困難になるのは間違いなかった。
 
出かける前は、熱中症リスクや、飲食の際にこぼしたりするリスクあたりは頭にあった。
水分補給や塩分補給はしないといけないなとか、タオルやウェットティッシュ、オムツはいつも持ち歩いているので、少々のことがあっても我慢させれば済むかとか。
しかしながら、迷子のリスクは現地につくまで想定していなかった。
 
それくらい、今回の祭りの人出は多く、裏を返せば、普段の商業施設や商店街では大して人もいないということ。
私が子どものころは、商店街に買い物に出ると、人でごった返していて、ちょっと親と離れると迷子になってしまうという感じだったが、そういう感覚を正直忘れていた。
 
そんなこんなで、移動する際には、息子をベビーカーに乗せ(人が多かったのでベビーカーを操るのも一苦労…)まずは息子がはぐれるリスクをなくして、娘には絶対に離れないように指示して、どうにかこうにか祭りを楽しんで帰ることができた。
 
来年もまた行くことになるだろうが、娘にははぐれた場合の対処法もきちんとおしえておかないといけないなと思ったりした次第である。
 
ということで、久しぶりの夏祭りに、これでもかという人が来ていた、という話でした。