展示会はコロナ前のような盛況ぶりだけど

久しぶりに東京に出張に出ているのだが、今回の出張は幕張メッセで開催されている展示会の視察も目的の1つであった。
 
もともと展示会では感染のリスクはかなり低いということが理解できていたので、コロナ下であっても、出展も来場者としての視察もこれまで気にせずにやってきていた。
いくら人が多いと言っても、熱や風邪の症状がある人は中に入れないし、みんなマスクをつけているので、よほどのことがない限り感染することはない。
会期中に感染するケースは感染者が多いときでもせいぜい1,2件程度ではなかったのではないかと推察する。
 
しかしながら、世間的には、あれだけの大人数が集まるイベントであれば、感染が頻繁に起こりうると感じるらしく、これまではちょっと感染者が増えると出展を取りやめる企業も多く、また来場者数もそのときの感染者数に左右されていた。
 
で、今回の展示会。感染者数も減少傾向にあって、大盛況であった。
かなりの人出で、コロナ前と変わりがないと言ってもいいくらいの人の多さだった。
 
では、今後また感染者数が増えてきたときに展示会の来場者数はどうなっていくのだろうか。うちの会社も12月に展示会の出展を予定しているのでちょっと気になるところである。
 
私の予想としては、これまでほどではないにしろ、やはり感染者数が増えてくると、出展を取りやめる企業はまだ残るだろうし、来場者数が半減することはないと思うが、2~3割程度は影響するであろうと考えている。
東京の街中を歩いていると、みんなマスクはしているものの、コロナは終わったような人出と賑わいであるが、これがビジネスとなると、責任を取りたくないという意識が管理職に残っているので、まだまだコロナの影響が続くのではないかと見ている。
 
12月はおそらく4回目となるワクチン接種のおかげで感染者数も減っているであろうと思われるので問題ないと考えているが、年明け1,2,3月の展示会あたりは少し影響が出るかもしれない。
開催自体が危ぶまれることがないと思うが、出展する側から見ると、来場者数が少なくてちょっと期待外れになる可能性はあるかと思う。
 
そんなこんなで展示会は徐々にコロナ前に戻りつつはあるが、それでも段階的な回復になるのではないかと思った次第である。
 
ということで、展示会は行けるときに行っておいたほうがいい、という話でした。