2022年12月展示会事情

毎年この時期に開催される展示会に今年も出展した。
この展示会、3年前から出展していて、今回で4回目。とくにここ3年はコロナ下ということで、いろいろと気を使いながらの参加であった。
今回もいろいろと感じることがあったが、昨年、一昨年と比較しながら、感じたことをまとめておきたいと思う。
 
まず、展示会における感染リスクだが、これは2年前の2020年ときから、極めて低いことはわかっていた。
当時から展示会の主催者も、熱のある人は入場させないこと、マスクは必ずつけさせることは厳守すると言っていたので、この条件が揃うのであれば、感染はほぼないと判断した。もちろん可能性ゼロではないが、感染があったとしても全体で会期中に1~2件程度と計算、それであればそれが自分に当てはまる可能性は極めて低いだろうと考えたわけである。
 
ただ、2020年はまだワクチンもなく、おそるおそるの出展であったことは間違いない。来場者数もその前年の半数以下で、さすがに人通りは少なかった。中には直前で出展を取りやめる企業も多かったことを覚えている。
それでも、うちの会社のブースにはそこそこに人が来てくれたので、出展して良かったと思ったことを記憶している。
 
昨年は、1,2回目のワクチン接種が進んだこともあって、年末は新規感染者数がゼロ近くで推移したため、比較的コロナの心配ない中での出展であった。来場者数も前年からは2倍以上、その前と比べて8割程度で、そこそこ賑わった印象であった。
 
で、今年だが、雰囲気としては、展示会においてはコロナはもう関係ないという印象。
来場者数も感覚値ではかなり戻ってきているし、昨年、一昨年は見かけなかった、外国人の来場者もだいぶ戻ってきていた。
また、昨年まではちらほら見かけた、出展取りやめの企業がほとんどなかった。現状、第8波でじわじわ感染者が増えている時期ではあるが、今回は出展を取りやめたブースは、私の見る限りゼロであった。
こういった展示会では、出展者が来年の予約をして帰ることが多いが、こちらもだいぶ予約が進んでいる印象で、通常モードになりつつあるように感じた。
 
ただ、来場者の中に超大手企業の人が少ないような印象も受けた。いつもなら見かける大企業の人たちがいなく、一部の企業ではもしかするとまだ感染者が多い時期の来場は止められているのかもしれないとも感じた。
 
こんな感じで、まだ新規感染者数に来場者数が多少影響している部分もあるかもしれないが、雰囲気的にはコロナ前と同じような状況に戻っているといっていいかと思う。
今後、主催者から来場者数も発表されるので、自分の感覚と数字がリンクしているか確認しておこうと思う。
 
ということで、展示会は感染者数の増減に一喜一憂しなくなってきているように感じた、という話でした。