高校野球の思い出

先日、夏の高校野球の地方大会準々決勝を観戦してきた。
(おそらく)数十年ぶりに母校がベスト8に残ったので、めったにこんなことはないと現地まで行ってきた。
 
球場まで観に行ったのはよかったが、子ども二人(小学2年生の娘と2歳10ヶ月の息子)を連れて行ったので、現地でてんやわんや。
土曜日の試合ということで、地方大会にしてはかなり多めの観客ということもあり、日陰の席はもう埋まっていた。
仕方ないので、ちょっと日が刺す席に陣取るも、子ども二人は興味なし。お菓子でどうにか気を引くも、それも食べ終わるとまた元通り。
娘は終始帰りたいを連呼するし、息子の熱中症リスクも気になるし、ということで、仕方なく車に戻って、車内のテレビで観戦することとした。
 
結果は延長戦に入る熱戦を制して、母校が勝利。
車内で興奮するも、現地で見たかったなと思いが混じり、なんとも切ない観戦となってしまった。
 
ところで、その母校、私が小学生のときに1回だけ甲子園に出場したことがある。
地元の高校だし、私も当時からその高校に行くつもりだったので、かなり喜んだのを覚えている。
子どものころから野球は好きだったので、母校の出場時に関わらず、小学生のときは毎年甲子園を楽しみに、地元の高校の応援をしていた。かなり力を入れてテレビの前で観戦して、一喜一憂していたのを思い出す。
 
そんな高校野球の応援も、自分が高校生のときは、母校の応援に行ったりしていたが、大学に進学したあたりから関心が薄れていった。
松坂が春夏を制したあたりまではそこそこ見ていた記憶があるが、それ以後は地元の高校含めてあまり見なくなったような気がする。自分より年下の選手が試合するのを見て、なんともなく気持ちが入らなくなったような感じだったかと思う。
とくに近年では、他県からの選手も多いといった話も聞くと、さらに関心が薄くなっているのが本音である。
 
ここ20数年近くは、高校野球への関心はそんな感じだったが、今回は母校が甲子園出場した年以来の県予選ベスト4ということで、WBCでもとくに日本代表を応援しようとは思わなかった私でも、俄に気持ちが高まっている。
残り2試合(あればいいが)、気持ちを入れて応援したいと思う。
 
ということで、母校が甲子園県予選でめずらしく勝ち残っている、という話でした。