ワールドカップの感想

決勝のアルゼンチンvs.フランスは日曜の24時からということで、体調が悪かったのと、翌日会社の早朝会議があったのとで、テレビ観戦を断念。
結果的にはかなり面白い試合だったらしく、ちょっと無理してでも見ておけばよかったかなと一瞬思ったが、延長・PKまで行くと終わるのは3時前、やはり断念して正解だったか。
Abemaで後から観ることもできるが、スポーツは倍速再生は向いていないし、結果わかっている試合も見るほどのサッカーフリークでもないので、ハイライト動画を見て内容を確認した(やはり面白そうな試合だった)。
 
さて、今回のワールドカップ。これまでの数大会と異なり、私なりにかなり注目して観戦をした。観戦したと言っても、まともに見たのは日本戦だけで、他はスペイン-ドイツ戦を前半だけ見た程度だが。
ただ、これまでは斜に構えていたのが、こういったお祭りには関心をもってみたほうがいいだろうと、ちょっと素直な心ももちはじめて、結果だけでも追いかけてみようとしてみた。
これは、去年の東京オリンピックのときに思ったことで、今回のワールドカップも同じような気持ちで関心を寄せてみた。
 
関心をもって見てみた結果、大きく心境が変わったのが、日本代表を素直に応援できたこと。
前にこのブログでも書いたが、1994年のアメリカワールドカップ予選で盛り上がったのに、次の1997年のフランスワールドカップのアジア予選のときに、周りが盛り上がっているを見て冷めてしまい、それ以来、アンチ日本に近い感じになってしまった。
今でもサポーターの盛り上がりを見ると、ちょっと引いてしまうところはあるのだけど、それでも今回は(途中から)日本代表を応援したいという気持ちになることができた。
 
この心境変化の要因は何なのかなと考えてみた結果、2つ思いついた。
1つは、自分が年をとったこと。
他が盛り上がっているのが面白くないといった、若いころに抱きがちな感情がだいぶ薄れてきたのだと思う。
また、選手たちも自分よりはだいぶ若い層になってきており、相対的に見ることができたということはあるかもしれない。
高校野球とかでも、自分が選手の年齢を超えると急に興味が薄れてくるとうことがあったが、もう1周して選手よりも自分の年齢がかなり上になってくると、冷静に見ることができるという作用が働くのかもしれない。
 
もう1つは、日本代表の試合が面白かったこと。
若いころ私は斜に構えていたが、それでも日本代表戦はチェックするくらいのライトユーザーではあった。
そのころに比べると、隔世の感があるくらい日本代表のレベルが上がっており、正直すごいなと感じた。
各国がレベルを上げていく中で、それ以上のスピードで高いレベルにまできたことに素直に感心したし、何より試合自体が面白かった。
 
そんなこんなで、ワールドカップも終わったが、今後もこういったスポーツイベントはそうそう見れるものではないので、しっかりチェックして、関心をもって見ていきたいと思った次第である。
 
ということで、予想以上にワールドカップが楽しかった、という話でした。