抱っこしてほしいけれど、見られたくない年ごろ

うちの上の娘が今年小学校に入学して、半年とちょっとが過ぎた。
相変わらず甘えん坊なのだが、一方で友だちもそれなりにできたようで、まわりの目がに気になってきているみたいである。
同じマンションにも、同じクラスや同学年の友だちがいるので、あまり甘えている姿は見られたくないようである。
 
とくに顕著なのは、今でもすぐに抱っこしてほしいと言ってくるのだが、外では避けるようになったこと。
1学期は、登校時でもすぐに抱っこしてほしいと言っていたが(もちろんそのときは抱っこしなかったが)、最近では言わなくなってきた。
こっちがいじわるで、抱っこしてあげようかと言っても、やめてと言い返してくる。
 
それでも抱っこはしてほしいみたいで、夜まわりに人がいないようなときは、抱っこを要求してくるのだが、(同級生でなくても)誰かとすれ違うと急に下りたりするし、誰もいなくても、私が誰か見てるよと言うと、下りようとする。
 
こんな感じで、まだまだ甘えたいが、一方でまわりの目が気になる年ごろなのだろう。
甘えたい度とまわりが気になる度が今のところ8:2くらいなのだが、これが徐々に前者が下がり、後者が上がっていって、ついには甘えたい度は0になっていく。
 
それがいつなのかはわからないが、遅くとも中学になるころには0になるだろうし、それまでにも比率自体はどんどん変わっていくだろう。
今は抱っこをしてくれと言われて正直面倒くさいのだが、抱っこできるのはあとちょっとかもしれない。
もしかすると、1年後には抱っこしてあげると言っても拒否されるかもわからない。そうなると、お願いしても抱っこしてくれないだろうから、抱っこしておくのも今のうちかもしれないと思えてくる。
 
日々の生活で子どもの成長や変化はほんと少しずつなのでわかりにくいが、少し時間を長めにとって考えると、その変化は急にやってくるかもしれない。
甘えたいけどまわりも意識しだした娘を見ていると、変化が急にやってくることもちょっと覚悟しながら、子どもたちと接したほうがいいかもしれないと思った次第である。
 
ということで、娘もまわりの目が気になる年ごろになってきた、という話でした。