娘のワクチン接種に想う

昨日、娘(小学1年生)の新型コロナのワクチン接種に行ってきた。
12歳以上は昨年から接種可能だったが、11歳以下は今年に入ってからようやく認可が下り、うちにも3月くらいには接種券が来ていたので、早いうちに接種させたいと思っていたが、ここまで延び延びになっていた。
1度目の接種をすると、自動的にその3週間後が2度目の接種となるため、都合がいい日がなかなかなく、6月も中盤になってようやく1回目の接種にこぎつけた。
 
オミクロン後、ワクチン接種も進み、重症化がだいぶ抑制できるようになったようだが、まだまだ感染者は多い。感染ルートとしては、大人の飲食の場か、子どもの学校のどちらかがほとんどかと思うので、こうやって娘もワクチン接種できたことによってほっと一安心である(2回目がまだなので、本当はまだ安心するにはちょっと早いのだが)。
 
さて、今回娘の接種に付き添って、娘の成長に関して感じたことがあったので、書き残しておきたい。
 
これまで私も何度か娘の予防接種に行ったことがあるが、そのたびに私が椅子に座って娘を抱きかかえ、動かないように抑えつけて、注射してもらっていた。他にも、熱が出たときなど点滴をしてもらうのに注射をしてもらっていたが、そのたびに大泣きしていた。
 
しかし、ここ最近になって、腕をだらんとさせれば痛くないと、コツをつかんだようで、注射をこわがらなくなっていた。
今回も予防接種に行くと事前に言っていたが、こわがるそぶりはまったく見せない。直前になってちょっと緊張するとは言い出したが、病院に行ってもこわがったり嫌がることもない。
 
で、いざ娘の番に。診察のときに座る丸椅子に座らせようとすると、こわくなったのか、ただ甘えたかっただけか、私の膝に座って受けたいと言い出す。もう小学生になったのだから、一人で受けさせたかったのだが、先生もお父さんの膝に座ってもいいよ言うので、そこで無理やり一人で座らせようとして時間を使うのも申し訳ないので、結局私の膝の座って接種してもらうことに。
 
そんなちょっと甘えた様子を見せつつも、注射自体はこわがることなく、予防接種自体はあっけなく終了した。ちょっと痛かったと言いつつ、平気な顔をしていた。
 
接種直後は、注射自体は完全に克服しているなと感心すると同時に、もう小学生なのだから親に甘えずに受けてほしいなと思ったのだが、今後予防接種というイベントに何度いっしょに行くことがあるだろうか、ふと思った。インフルエンザの予防接種もあるから、その付き添いで行くことは当分あるかもしれないが、接種自体は一人で行ってくるからついて来なくていい、なんて言われる日もそう遠くないのかもしれない。
そう考えると、2回目の接種では一人で座って接種させようと思っていたが、私の膝の上に座って注射を打つのも、あと何度もないことかもしれないと思い直し、次回も膝の上に座らせようかな、と思った次第である。
 
こんな感じで、一方で着実に成長しているんだなと感じ、また一方でまだまだ甘えたがりな様子も見せた、娘のコロナの予防接種の話でした。