東京レガシーハーフに出場してきた

今月は展示会出展に絡んで、2週連続で東京に出張に出たのだが、その後半戦最終日に東京レガシーハーフマラソン2023に参加してきた。
この東京レガシーハーフマラソン東京マラソンと同じ東京マラソン財団が主催するレースで、2022年から始まった。今年はパリオリンピックのマラソン代表を決めるMGCと同日開催ということで注目も集まっていた。
 
さて、この大会、私は去年開催された後にその存在を知り、これは走ってみたいなと思っていたのだが、今年はちょうど出張と重なることがわかっていたので、ダメ元で申し込んでみたのが参加の経緯。
こういう抽選で参加可否が決まる大会、勢いで申し込んだのはいいが、いざ当落がわかる段階になるとちょっとひよってしまい、今回は落選でもいいや、というか落選のほうがいいかも、と思いながらメールにあったリンク先を確認すると、まさかの当選。うれしくなくはないのだが、ちょっと練習しなければならないな、なんて思ったのを覚えている。
 
それからは、今年の猛暑で走り込みができず、またこの夏は原因不明の体重増などもあり、走る準備ができぬまま。
11月にはフルマラソンもエントリーしているので、それの練習になればいいやくらいの軽い気持ちで当日を迎えた。
 
で、迎えた当日。まさかの大雨。
事前にそんな予報にはなっていなかった(と記憶している)のだが、前日になってかなりの雨が降る予報になっており、かなりあわてた。
今回は傘ももってきておらず、会場の国立競技場までは、タクシーや地下鉄を使ってできるだけ濡れないように向かったが、たまに屋根のないところを通るだけでかなり濡れてしまう始末。先が思いやられるなと思いながらのスタートとなった。
 
スタートは国立競技場の裏手の地下で待機。地下と言ってもグラウンドレベルで、ちょっと薄暗いところで待たされた。多くの人が詰め込まれ(というと大げさだが)、こっとドナドナ気分。
そこから外に出て、そのままスタートとなった。
この時点でかなりの雨。靴はすぐにびしょびしょになってしまう。着ていたウインドブレーカーも雨は弾かないので、すぐに水を吸ってしまい、身体もなかなか温まらないままレースは進んだ。
あわせて、かなりの参加人数の上、後続からのスタートで、ペースもゆっくりでの前半戦となってしまった。
 
雨は8km付近でだいぶ弱まってくるも、それまでのペースがゆっくりだったため、あわてて10kmあたりからペースアップ。
途中、携帯の電池が切れて、あわてて充電したりするなどのトラブルもあったが、後半は上げたペースを保ったまま走りきり、そのままゴールできた。
 
なんだかんだで無事に完走できてよかったし、雨が強く、環境はあまりよくなかった中ではあったが、それでも楽しく走ることができた(走っている最中はもちろんつらいのだが)。
反省点は、前半のペース。もっと速いペースで入っておけば目標のタイムにも到達できたかと思うと、もう少し作戦を考えておけばよかったと後悔している。
あとは、もっとコースを頭に入れてスタートすればよかった。どこを通るのかがわかっていれば街並みも楽しめたし、レースの組み立てももう少しうまくできたような気がする。
一方でハーフマラソンくらいであれば、ある程度ツッコんでいっても走りきれそうなことを確認できたのは収穫。20kmくらいであれば、5分30秒ペースで走れるよう、今後の練習でも意識したいと思う。
来月はフルマラソンも予定しているので、身体を早く回復させて、準備をしていきたい。
 
ということで、雨の中東京レガシーハーフを走ってきた、という話でした。