フルマラソン完走の感想

この週末フルマラソンの大会に参加してきた。7月のハーフマラソン、10月のハーフマラソンに続き、今シーズン3度目のマラソン大会。
フルマラソンはこれまで6回参加しており、そのすべてで「完走」はしているが、それは制限時間内にゴールできたという意味で、実のところ「完走」できておらず、途中から歩いてのゴールだった。
そこで、今回の目標は、走ってゴールをすること。サブ4とは言わないが、5時間は切ってゴールしたいし、あわよくば4時間半を切りたいなと思いながら、大会に臨んだ。
 
で、結果としては、今回も目標達成ならず。途中から歩いてのゴールとなってしまった。
 
誤算もいくつかあった。
大会当日スタート時点の気温は20℃超え、最高気温は25℃に迫る暑さ。事前の予報では曇だったのだが、結果晴天で日光もかなり強く、体力を消費した感があった。
私のような市民ランナーの場合、気温は少々高くてもそんなに影響かと思うが、陽射しはかなり影響するなと感じた1日だった。
とはいえ、先日のハーフマラソンは豪雨だったので、それに比べればぜんぜんマシだったけど。
 
もう1つの誤算がスタート。
このようなマラソン大会では想定タイムごとにゾーンに分けられてスタートするのだが、そのゾーンに入る締切がスタート15分前で、ギリギリに行ったら入れず、後列からのスタートとなってしまった。
そんなに速く走るわけではないので、まあいいかと思っていたが、スタート直後ペースを上げられず、前を追い抜く必要があったので、それで左右を行ったり来たりしながら走ったため、これで脚を使ってしまった。
 
と、言い訳しつつも、正直なところ、まだまだフルマラソンを「完走」できる身体になっていないことを痛感した。
今回もまともに走れたのは20kmまで。いつもはここから膝が痛くなるのだが、今回は膝ではなく、股関節と足首。この痛みで、20km過ぎてからは走ったり歩いたり、25kmを過ぎてからは歩くのがほとんどでたまに走るといった感じだった。
途中、30km前で、5時間のペースランナーに抜かれたので、そこから1km弱ついて走ったのだが、給水所で置いていかれてしまい、ここで5時間断念。
せめて、5時間半は切りたいと思いながら、残りを全部歩いて10分/kmペースだったとして、なんとか間に合うかなんてせこい計算をしながら、歩き続けた。
 
残り5kmくらいのエイドでエアサロンパスをかけてもらうと、一瞬痛みが消え、これであればいけると走ってみるのだが、その効果も1km程度。ただ、エアサロンパスやコールドスプレーはカンフル剤にはなることを実感したりした。
最後は残り1kmを走って、記録はネットタイムで5時間17分と、これまででは一番いいタイムだったものの、なんとも中途半端な結果に終わってしまった。
 
結論から言えば、まだまだ「完走」には練習が足りないということ。ただ、これまで参加した大会に比べると、終了後のダメージも少なく、これまではフルマラソン走った後は、もう二度と走らないと思うのだが、今回はそこまでのつらさではなかったのも事実。それだけ走ってきたことが成果として出てきている(と思いたい)ので、もう少しかんばってみようかなと思った次第である。
 
ということで、今回も結局「完走」できなかった、という話でした。