子どもが学校に行きたくないと言ったらどうするか2

先日、このブログで、うちの娘(小学2年生)が学校に行きたくないと言い出した、ということを書いた。
話を聞くに、同じクラスの男の子たちにいじわるをされているようで、中には冗談の域を超えるような言葉を言われたり、叩かれたりすることもあるとのことで、どうしたものかと思っていた。
この男の子たちは、1年のときは仲良くやっていた子たちで、そのうちの数人は私も面識があるのだが、2年生になってからやんちゃ具合に拍車がかかったらしく、娘としては相当嫌だと感じているようである。
ただ、いつも嫌がらせをしてくるかというと、そうでもないらしく、普通に話すこともあるようで、私もどう対応していいか悩んでいた。当面、学期末に担任の先生との個人面談もあるので、そのときに相談しようかくらいに考えていた。
 
そんなある月曜日、娘がいつもよりも強めに学校に行きたくないと言い出した。
思えば、前日の日曜からちょっとテンションが低く、サザエさん症候群ではないが、学校が憂鬱のようなことを言っていたことを思い出した。
 
これはいつもとちょっと違うと感じ、娘にはそれだったら行かなくてもいいよと話した。
娘もいろいろと考えたようだったが、結果としては、私が近いうちに担任の先生のところに相談に行くことにして、娘はその日学校に行くことを選んだので、担任の先生にはその週のうちに面談をお願いしたい旨、娘の連絡帳に書いて、登校させることにした。
その後、先生から連絡をもらい、時間を調整してもらって面談日を設定することができた。
 
その後、先生と面談をしたのだが、結果からすると、その面談前から娘の様子は良くなった感じで、面談前後で男の子たちの行動も改善したとのことだった。
 
推測するに、2つ点で改善効果があったのではないかと感じている。
 
1つは、娘からすると、父親が何かしらアクションをとってくれたことで安心したということ。
先生との面談の約束を取りつけてくれたことで、気が楽になったという側面があったのだろう。
面談前から学校に行きたくないと言わなくなったことからも、そういう効果はあったのではないかと感じている。
 
もう1つは、まわりの男の子たちの危機感を与える効果があったこと。
娘が言ったのか、先生が言ったのかよくわからないが、どうもうちの娘の父親(私のこと)が先生に何かしらのことを言いに行くらしいということが、クラス全体か、該当の男の子だけかわからないが、伝わったようで、うちの娘に対する嫌がらせようなものは少なくなった様子。
娘としても、もともと男の子たちは仲が悪いわけではないので、嫌がらせがなければなければ、楽しく登校できるようである。
 
面談では、先生と情報交換をして、当面注視してもらうことをお願いしてきた。
今のところ娘も、学校に行きたくないとは言わなくなってので一安心だが、今後この問題がどうなるかわからないので、しばらく注意しながら娘の様子を見ていこうと思う。
 
ということで、先生と面談するという行為自体に大きな効果があったのではないか、という話でした。