11月に入り、秋もだいぶ深まってきた感じがする今日このごろ。
朝晩や日々の寒暖差の問題はまだまだ残っているが、春や秋というのは寒暖の差が大きい季節のことを言うのかもしれない、と最近思っている。
私の住んでいる地域では、最低気温がだいたい10℃前後、最高気温が20℃前後というのが最近の気温で、昼間は暖かいので、まだカットソー1枚に、パンツは7分丈のものを履いたりしているのだが、また気温が上がり切るまでの15℃前後のときにこんな格好をしていると、寒くて後悔するなんてことがよくある。
ところで。この時期の車のエアコンの調整は難しい。
最近の車のエアコンは、暖かいや冷たいのスイッチを押すのではなく、温度を設定してそれにあわせて、車のほうで風を出してくる。
例えば、同じ22℃という設定温度でも、外気温が25℃くらいのときは冷房になるが、外気温が10℃くらいだと暖房となる。
このくらい外気温がハッキリしているときは問題ないのだが、問題なのは15~20℃くらいのとき。日の当たり具合によっては、気温よりも暑く感じることもあれば、その逆もあったりする。
そのときに、冷房と暖房が自分の思っているように出てくればいいのだが、そうでないときがよくある。
絶対的な温度を設定するよりも、相対的に暖かくしたいとか、涼しくしたいと設定できるようにしてほしいところだが、最近の車はどうもそうはなっていない。
どちらかといえば、軽自動車などの比較的な廉価な車のほうは、暖房と冷房のスイッチがついていて、こちらのほうが扱いやすいのだが、デザイン的になのかそういった車は少なくなっている。
さらに言えば、同じ外気温であっても、同じ設定温度あっても、そのときの状況や人によって感じ方が違う。
だからこそ、今より暖かくしたいとか、今より涼しくしたいと、ダイレクトに車に指示を出したいのだが、そうならないのだろうか。
ユーザーインタフェース上、こういったボタンやスイッチをどう配置するかは、デザイナーの腕の見せ所かと思う。
あまりごちゃごちゃすれば見た目が悪くなるし、簡潔にしすぎると操作に手間がかかってしまう。
このあたりは専門ではないのでよくわからないが、せめて今は寒いと感じるとか、暑いと感じるといったボタンが1つあれば、かなり改善するような気がするのだが、どうだろうか。
ということで、この時期は車のエアコン設定が難しい、という話でした。