アルコールの高揚と効用

ここ最近、公私ともにストレスで気が滅入ることがあったりする。
もともとメンタルは強いほうではないという認識はあるので、気をつけているつもりでいるのだが、感情のコントロールができないときがある。
気持ちが落ち着いていれば問題解決思考のスイッチが入るのだが、落ちるとどうにもそういった思考にはならない。
 
そんなとき、一人で飲食店に行き、お酒をそこそこ飲んでみたのだが、これが案外良かった。
そこそこと言っても、ここ数年コロナ下で飲酒量も減っているので、一人でベロベロになるほどは飲めない。せいぜい2~3杯程度で、夕食ついでに飲食店でビールをちょっと飲むといった感じ。
ただ、これが思っていた以上に効果があるようで、想像以上に頭がスッキリした。
 
実際ちょっと飲んでみて、アルコールの利点は3つあると感じた。
 
1つは、単純に気持ちというかテンションが上がるというもの。
気が滅入って、頭がもやもやしている状態でも、お酒を飲むことで気持ちが高揚する。落ちてしまうと何も考える気がおきないので、少しでも前向きなれるのはありがたい。
 
加えて、2つめ。いったん問題から離れることができること。
お酒を飲むことで、今抱えている問題から(もちろん完全にではないが)離れることができる。忘れることができるというとちょっと大げさだが、いったん離れることができるのは大きい。
 
最後、3つめは、問題を俯瞰して見ることができること。
2つめに挙げたように、いったん問題から離れることができるので、戻ってきたときに俯瞰して客観的に問題を捉えることができる。巨大迷路の中にいたのが、上から迷路を見る感じか。
 
と、こんな感じで、アルコールに助けられて、元に戻ることができた経験が最近何度かあった。
 
もちろん、アルコールに頼りすぎるのはよくない。量が増えてくるようであれば要注意であろう。
ただ、今のところ、1回あたりの酒量は適度に抑えられているので、困ったときにはまた頼ってみたいと思っている次第である。
 
ということで、アルコールのおかげで気が楽になった、という話でした。