アルコールがイヤなのか、糖質がイヤなのか

コロナ下で会食の回数が激減し、もともとお酒なしでは生きていけないという感じでもないので、家飲むアルコール量もそれほど増えなかった。
家で飲んでもせいぜい350mlのビール1缶。ビールの感じだけでいいやというときは、ノンアルコールビールを飲むことも多くなった。
 
一方、コロナがはじまってから、体重のコントロールに気をつけるようになった。コロナ初年度の2020年は体重増だったので、2021年は食事と運動に心がけて元より体重を落とすことができた。
 
体型や体調を維持するにあたって、アルコールとどう付き合うか。
アルコール量自体をコントロールするのも大事だが、ビールなどの醸造酒は糖質も多く含まれるため、あまり多く摂取するのはよくない。
そういった観点から考えると、ビールテイストのアルコール関連の飲料は以下のように分類できる。
 
1.アルコールあり・糖質多
2.アルコールあり・糖質少
3.アルコールなし・糖質多
4.アルコールなし・糖質少
 
こんな感じで分類できるかと思うが、どのようにアルコールやビール(関連飲料含む)と付き合って行くべきか、ちょっと考えたことをまとめておきたいと思う。
 
その前に、分類の整理を。
 
まず1つめのアルコールあり・糖質多、これは普通のビールと考えてもらえればいい。
アルコールは5%程度、糖質も100mlあたりで約3g程度。350mlであれば10g程度、500mlでは15g程度である。
アルコールも糖質もこれだけ見れば大した量ではないが、量を飲めばそれなりになる。
アルコール自体は気分を高揚させる効果もあるので、このプラスの面と、翌日の体調に影響を与えるというマイナスの面を考慮して選択すべきだろう。
 
2つ目のアルコールあり・糖質少。これは近年発売された、キリンの「一番搾り糖質0」、サントリーの「パーフェクトビール」がこれにあたる。
アルコールと糖質は、一番搾り糖質0がアルコール4%、糖質0、パーフェクトビールはアルコール5.5%で、糖質0である。
味は、私の好みとしてはパーフェクトビールはかなり普通のビールの近いと思うが、キリンの一番搾り糖質0はちょっと無機質な味がするように思う。私はサントリーのパーフェクトビールのほうが好みである。
 
3つ目のアルコールなし・糖質多は、アサヒから出ている「ビアリー」が該当する。
アルコール量は0.5%とかなり低いが、糖質は100mlあたりで7.4gと普通のビールより多い。これはちょっと盲点で、アルコールを抑えることができるが、糖質はまあまああることを忘れてはいけないと思っている。
 
4つ目のアルコールなし・糖質少は、いわゆるノンアルコールビールで、各社から発売されている。アルコール・糖質ともに0のものがほとんどである。
 
さて、これらをどう組み合わせるかだが、私の場合は、ちょっと考えてみた結果1と4の組み合わせでいいかと思っている。
まず、3のアルコールなし・糖質多だが、これは私にとってあまり意味がない。アルコールがないものがほしければ、ノンアルコールビールでいいし、味もだいぶよくなってきている。ビアリーとノンアルコールビールで比べてそんなに遜色はない。
であれば、糖質がないほうを選びたい。
 
2のアルコールあり・糖質少は、悪くはないのだが、毎日多くのビールを飲むわけではないので、そんな糖質は気にしなくてもいいと思っている。だったら、普通のビールでいいかな、と。たまに試してみるのは悪くないが、一軍入りするという感じではない。
 
そんなわけで、分類はしてみたが、結果としては普通のビールと普通のノンアルコールビールでいいやとなった。
最近はノンアルコールのサワーなどもあるので、このあたりもうまく組み合わせながら、お酒やビールと付き合っていきたいと思う。
 
ということで、ビールテイスト飲料を分類してみた、という話でした。