代替目標を設定することの重要性

私は今年の目標の1つに、毎月100km走るというものを掲げていた。
7月にハーフマラソンに出場することが決まっていたので、とりあえずはここまではやりきろうと、毎月どうにか目標達成してきた。
この大会後も、7月は100kmを達成。7月後半はかなり暑かったのだが、それでも前半に走った分がもったいないという、ある意味貧乏性みたいなものも出て、7月までは月100km走るという目標をクリアしてきた。
 
そこで迎えた8月。
当初は8月も無理くり走ろうと思っていたのだが、今年は例年にない(というか数年に一度の)猛暑。連日35℃近くまで気温が上がり、朝や夕方でも30℃前後の気温ということで、どうしようか少し迷ったのだが、ここは無理して熱中症になるのもよくないと判断。8月はこの100km走るという目標を取り下げることにした。
 
ただ、この目標を取り下げるだけだと、せっかくの運動習慣も切れてしまいかねない。
そこで、代替の目標を立てることにした。月の平均歩数10,000歩/日である。1ヶ月平均で1日10,000歩以上歩くというシンプルな目標で、こちらはきちんと達成しようということにした。
 
この10,000歩/日は、7月までもクリアしてきたのだが、これはランニングも加算しているので、月に100km走るとだいぶ楽に達成できる。
走らずに10,000歩ほど歩くというのがちょっと大変なのだが、これも意識すればどうにかなりそうな目標なので、ここは最低限守りたいと1ヶ月取り組んできた。
 
結果としては、8月下旬時点ではあるが、今のところ10,000歩平均はどうにかキープ。残り1週間も気を抜かずに達成したいと思う。
 
さて、今回のように、まわりの環境も含めて、ある目標を取り下げるときは注意が必要かと思う。ただ、その目標を取り下げてしまうと、これまでの流れを止めてしまう可能性がある。
今回の私の場合は、暑さという環境の変化が、目標取り下げの理由だったのだが、そんな環境でもできる代替の目標を考えておくことは大事だなと思う。
実際、この10,000歩/日歩くという代替目標を掲げておいたことで、ちょっとゴミ出しに行くときも余計にもう少し歩いておこうとか、会社の行き来も車ではなく歩いて行こうとか、スキマ時間に歩こうという意識が働いた。
 
個人的なことに限らず、会社などの組織でも、いろいろな事情でこれまでの目標を変更する必要があるときも出てくるが、そのときに流れを止めないための代替目標の設定が重要になってくるなと、歩きながら思った次第である。
 
ということで、8月はけっこう歩いた、という話でした。