勉強したくないから掃除するみたいに、仕事が手につかないからブログを書く

毎年うちの会社では、年初に全社会議を開催して、社長である私が前年の振り返りと今年の方針について話をしている。
先日、例年通り開催して、今年も無事終えることができた。
 
毎年、この会議の説明資料は年末年始の休暇でつくっているのだが、そのため休暇中はこの資料づくりが頭から離れない。
そして、早めに資料つくってしまって、何度か練習してから本番に臨もうとするのだが、毎度ギリギリの作成になってしまう。
今回もご多分に漏れず、本格的に取り掛かったのは2日前からで、会議直前まで資料の微修正をしていた。
 
ギリギリにならないと手をつけないのは性分なので、半分諦めているのだが、今回はその資料づくりの中で面白い現象があったのでまとめておきたい。
それは、会議の前日のこと。
いよいよ、その資料づくりに本腰を入れて取り組まないといけないのだが、どうにも気が乗らない。そのとき、なかなか手につかないから、それならブログでも書こうかと思い立ち、1つ記事を書いたのである。
試験期間に勉強のやる気が起きないので、掃除をはじめてしまうのと同じような心境で、ブログを書いたのである。
 
この1年毎日書いてきたので、ブログを書くこと自体はだいぶハードルが下がってきたのだが、ここまで下がっているとは思わなかった。
少なくとも、試験期間の掃除くらいまでにはハードルが下がっているんだと理解することができた。
 
1年前までは、ブログを書くことは、掃除ではなく、試験勉強のほうだった。重い腰を上げて、さあ書こうと思わなければ取りかかれなかったのだ。
ブログを書くにはかなりのエネルギーが必要だったので、その前にちょっとネットのニュースを見たり、Twitterを見たりして、助走?してから書き始めていたのだが、使うエネルギー量がだいぶ少なく済むようになったのか、ブログのほうが助走になっていたのだ。
これも1年間毎日更新してきた賜物で、継続は力なりとはよく言ったものだ。
 
そう考えると、これまではブログを書く時間をしっかりと取っていたが、ちょっとした隙間時間でも書くことができるかもしれない。
テーマさえ思いつけば、今回みたいに仕事が手につかないときや、空き時間等を使って書くことができるかもしれないので、そういう視点で時間の有効活用ができないか考えてみたいと思った次第である。
 
ということで、書くことに対して抵抗がなくなっていることに、ちょっとうれしくなったという話でした。