出張中の体重管理の難しさ

今週は今年最後の出張に出ているのだが、出張の際はたいてい体重が増えてしまい、その管理の難しさを実感する。
去年・今年とコロナ下で会食は少ないのだが、それでも出張から戻ってくると2kg近く体重が増えてしまうということがよくある。
日ごろ、食事の管理と運動で地道に落としてきた体重が、たった2~3日の出張で元に戻ってしまうとショックが隠せない。
 
要因はいくつか考えられるが、基本的には食事に問題がある。
 
まずは夕食が問題。
会食は少ないものの、それでも外食が多くなる。社員と食事に行くこともあれば、一人で食べることもあるが、その際にどうしてもビールも飲んでしまう。日ごろであれば、ノンアルコールビールでいいのだが、どうも旅に出た高揚感からかアルコールを摂りたくなってしまう。
食べる量も、家ではほんと少ないのだが、外食だとついつい頼みすぎてしまう。ちょっとした非日常感によってタガが外れてしまうのである。
 
朝食も問題である。
日ごろはプロテインしか飲まないのに、ホテル朝食がビュッフェということもあり、つい食べすぎてしまう。
朝だからいいだろうと、米もけっこう食べしまう。デザートにも手を出してしまう。
 
ついでに、昼食も問題である。
一人で行動するときは食べる時間や量を自分でコントロールできるからまだいいのだが、誰かといっしょに行動すると、同じ時間に食べないといけない。あまり腹が減っていなくても、とりあえず同じようなものを食べる。朝・昼・晩の総量で管理するということがやりにくいのである。
 
一方で運動は出張中であってもけっこうする。
とくにこの1,2年はコロナで会食も少ないので、夕方に走る時間も取れる。そこそこ長い距離も走るので、カロリー消費はそこそこはある。もちろん、運動によるカロリー消費なんてたかが知れているということは認識しているが、普段以上には身体を動かすことはできており、それ自体は問題ないはずである。
しかし、である。これが言い訳になって、走っているから少し食べてもいいか、走っているからビール飲んでもいいか、と免罪符になっている面はある。
それが、出張というちょっとした非日常感と相まって、言い訳を増幅させているのである。
日ごろであれば、ビールを飲まなかったり、ごはんを頼まなかったり、少量なのに、たまのことだからいいだろうとなってしまうわけである。
日ごろはラーメン自体食べないのに、たまにしか来ないからいいだろうになり、たまにしか来れないから全部盛りにしようになり、たまにしか来ないし非日常だからビールもいいだろう、になってしまうわけである。
 
そんなことの積み重ねが、2,3日程度の出張での体重増につながっている。
 
改善したいものの、策は気持ちを強くもつくらいしか思いつかない。そして、毎回この気持ちは簡単に崩れてしまう。
となると、出張時はあきらめて、出張から戻ってまた体重を落としていくしかない。せめて出張後にまた元に戻そうという思えるくらいの体重増に抑えておきたいところである。
 
ということで、出張の非日常感は体重管理の敵である、という話でした。