子どもの服はちょうどいいサイズを買うに限る

12月に入り、寒さも本格化。だいぶ冬と感じるようになってきたが、季節の変わり目には、子どもの新しい服を買いに行くことが多い。先日も6歳の娘と1歳の息子の肌着などをユニクロに買いに行ってきた。
 
こういったときにいつも迷うのがどのサイズを買うべきか、ということ。今着ているものと同じサイズにするか、1サイズ上のものを買うかでいつも迷う。
 
いつも迷うのだが、結論としては、今ちょうどいいジャストサイズを買ったほうがいい。
 
その理由は2つ。
1つめは、当たり前のことだが、大きなものを買うと、少なくとも最初の段階ではブカブカで、見た目もイマイチだから。
さらには、ズボンや長袖は裾が長くなり、イチイチめくらないといけないなどめんどくさいし、安全性に問題が出ることもある。

今回も娘の下着で、迷って1つ大きいものを選んだのだが、帰ってきてみると明らか大きい。下着で見えないからいいものの、これが見える部分の服だったら、今シーズンは着る機会がなかっただろう。

 

もう1つは、子どもは線形には成長せず、段階的に成長するから。
1シーズンだけではもったいないと思ってしまい、大きめのサイズの服を買ってしまうことが多いが、上の娘の服を見ていると2~3年着ているものも少なくない。
子どもは線形に成長していくようなイメージをもっているので、1シーズンしか着れないと思いがちだが、どちらかというと段階的に成長しており、あまり変わらない時期も案外長い。
逆に、成長するときは大きく変わるので、せっかく1サイズ大きめに買ったものが、翌シーズンにはもう着れないということもあり得る。
であれば、少なくとも今ちょうどいいサイズのものを買っておくに越したことはないということになる。
 
こういった、複数の目的を1つの手段で解決しようとして、逆にどちらの目的にも叶わないということはよくある。
1サイズ大きい子ども服は、今もちょっと先の未来も着れるという目的を1つの服で満たそうとする手段だが、結局今も未来もちょうどいいサイズにはならず、帯に短し襷に長しになってしまうことがけっこう多い。
工場の設備投資などでも、汎用機を導入したら中途半端で、専用機にしておけばよかったなんてことはよく聞く。
 
と、こんな感じで、子どもの服はジャストサイズを買うに越したことないという結論に至っている。
しかし、頭ではわかっているのだが、次に買いに行くときも、おそらくどのサイズにしようか迷ってしまうと思われる。売り場で、どっちにしようか悩む姿が思い浮かぶ。
そのときは、ここに書いたことを思い出して、無駄な時間を使わないように心がけたい。そう思った次第である。
 
ということで、1つの手段で複数の目的を達成しようとは思わないほうがいい、という話でした。