通常の会食とキャンプ会食の相違点

先日の記事でキャンプ会食に可能性があるのではないか、ということを書いたが、その続きとして実際にやるとなるとどういった準備や設営が必要かを考えてみたいと思う。
 
準備や設営を考えるにあたって、まずは普通の会食とキャンプ会食の相違点について整理をしておきたい。
思いつく相違点を挙げると以下のようなあたりか。
 
・会場を自分たち(接待する側)で設営しないといけない
・食事も自分たち(接待する側)で準備しないといけない
・寝る場所を場所を確保しなければいけない
 
まず1つめ。会場の設営をしなければならないという点について。
通常の会食であれば、会場となる店に行けばそれでいいが、それに対してキャンプ会食では会場を自分たちで設営しなければならない。
その際、1番のリスクは天気。参加者がどのくらいこのリスクを許容できるかにもよるが、雨予報であれば中止・順延、もしくは通常の会食の形態にするか、などプランBを準備しておくことが無難だろう。
雨でもやるとした場合には、当然のことながらその雨をしのげる準備がいるので、タープやシェルターといった準備が必須となる。雨が降らなくても、このあたりは準備しておきたいところ。テーブルやイスなど、いくつか揃えておくことが必須になるだろう。
 
2つめの食事の準備。
せっかくキャンプ形式でやるのであれば、バーベキューでもしたいところだが、実際に自分がやることを考えると、リスクはかなり高い。
道具を準備して、肉や野菜を買ってきて、バーベキューをするとなると、その準備だけでかなり時間がかかる。加えて、始まってからの火の管理や食料の調理などを考えると、専用のスタッフをつけないと、ろくに話もできない。
ということで、私が実際にこのキャンプ会食をやるのであれば、ちょっとよさそうな惣菜か弁当を準備して、それを食べるというほうが無難であろう。
個人的な集まりでキャンプをやるのであればバーベキューもいいが、あくまでも会食。取引先の方との懇親が目的なので、調理に気を取られては本末転倒であろう。とくに私のようなキャンプスキルの低い人間は、一度にあれもこれもしないほうがいい。無理のない範囲からはじめたいと思う。
 
3つめの寝る場所の確保。
これは雨リスクも考慮すれば、ロッジやコテージも活用するのも1つ。ただ、キャンプ好きな人との会食が前提になると、自分でテントくらいは立てたいと思う人も多そうなので、ここは各自に任せるというのがいいのではないかと思っている。
サイトだけ予約しておいて、ちょっと早めにきてもらって、寝床用のテントだけは自分で設営してもらう。その後、集合してタープがシェルターで食事。終わったら各自テントに戻って就寝、という流れがいいと思っているのだが、どうだろうか。
 
と、こんな感じで、実際にキャンプ会食をやるとするならば、どんな感じになるか想像してみた。
こういう類の話は、飲んでいる席では盛り上がるのだが、実際にやるとなるといろいろとハードルが高い。ちょっと解像度高くイメージしてみると、やはり大変そうであることがわかった。
とはいえ、せっかく盛り上がった話。もう少し、細かい点まで詰めて、来年の春ごろにはぜひ実施してみたいと思う。
 
ということで、細かい点を詰めると実施するのが面倒になってしまう、という話でした。