子どもは線形ではなく段階的に成長する2

昨日、娘が誕生日を迎えたので、これまでの撮ってきた写真を見返してみた。
枚数もかなり多く、携帯というかスマホの進化のおかげで気軽に写真を撮れるようになったことを実感する。
 
そんな娘の写真を見ていて思ったことは、顔つきがだいぶ変わってきているということ。生まれたときから連続的に見てみると気づかないのだが、ちょっと離れた年月の顔を見比べると、段階的に変わっていることに気づく。
 
まず、生後半年くらいはいわゆるさるみたいな顔なのだが、その後かわいらしくなってくる。
半年くらいから2歳くらいまではかわいらしいのだが、男の子か女の子がわからないような顔である。
それが、2歳を過ぎたあたりから、女の子らしいかわいさが出てくるのだが、まだまだ赤ちゃんの延長線上という感じで推移する。
そして、幼稚園に入園するあたりから、今と同じような顔つきになってきている。個がだいぶ確立してきて、現在に至る、という感じである。
上述した内容とは若干ズレはあるのだが、大雑把にまとめると、乳児期、幼児期前半、幼児期後半で顔つきが変わってきているという感じだろうか。
 
こうやって写真で子どもの顔つきを見返してみると、段階的に成長しているように感じる。
もちろん、毎日の写真の変化をたどっていけば、徐々に変わっているのは間違いないが、1年スパンで見比べると、完全に顔つきが変わっている1年とほとんど変わっていない1年があるのである。
例えば、毎年お盆の時期には墓参りに行って、近くの海水浴場で遊んで帰るのだが、見比べるとどっちが去年でどっちが今年かわからないなんてこともある。
かと思えば、1年でかなり成長して、だいぶ違うなと実感するときもあったりする。
 
おそらく、まわりの環境の変化に応じて、顔つきも変化していくのであろう。
ずっと家の中にいて家族としか接しない時期から、徐々に外に出るようになり家族以外の人たちとも顔を合わし、さらには幼稚園というコミュニティに属して社会の一員として生活しはじめる、といった感じで、自分を取り巻く環境の変化に応じて顔つきも形成されていくのではないだろうか。
 
これからも、徐々にそして段階的に顔つきは変わっていくのだろう。
あと半年もしないうちに小学生となり、いわゆる児童期と言われる時期に突入するが、この先どう顔つきが変わっていくのか、きちんと観察したいなと思うと同時に、今の時期の顔つきも目に焼き付けておきたいなと思った次第である。
 
ということで、子どもの顔つきは、段階的に変わっていくのはないか、という話でした。