1歳からの1年が1番ケガのリスクが高いのかもしれない

うちの下の息子は現在1歳と4ヶ月。ようやく年末くらいから歩きはじめ、先日出張と自主隔離で約10日家を留守している間に、かなり安定して歩くようになっていた。
イスやソファーなどのちょっと高いところにも自分で上って下りるのはお手の物で、行動範囲も広くなり、ウォーターサーバーの水を出したり、テーブルの上に上ったり、やりたい放題になってきている。
 
いたずら(本人はそういう自覚はないだろうが)自体は成長が感じられうれしいのだが、どんどん成長している息子を見ていると、1歳からの1年間というのは、これまでの1年とは違って自分のやりたいことができるようになるので、それにともなっていろいろと危険も多くなるのだなと感じた。
 
生まれてから半年くらいは自分で動くことができないので、時間的な不規則な面で大変ではあるのだが、ケガの危険度あまり高くない。
半年くらい経つと、今度はハイハイをするようになり、自ら動き出して少しずつ行動範囲は広がってくるのだが、まだ地面のレベルなので、危険度はそれほど高くない。
しかし、1歳を過ぎると歩くようになり、また面での動きだけでなく、上下方向への移動も増えてくる。となると、高いところから落ちるという可能性もあるため、これまでとは身体的な危険度は格段に上がるなと感じたわけである。
しかも、1歳の時期は、それまで同様、まだ言語でのコミュニケーションが取れない。これが2歳を過ぎると、だんだん会話らしきことができるようになるので、親のほうが口で言って制止することもできるようになるが、1歳の時期はそれもできない。したがって、親としては四六時中見守っていないといけない時期でもあるとも言える。
 
もちろん、話せるようになって会話ができるようになってくると、それはそれで新たな苦労があるわけだが、とりわけ子どものケガなどのリスクは、1歳という時期は高いということを認識しておかないといけないと思ったわけである。
 
こう考えると、子育てというのは、その時期時期で大変なことが異なる。2歳を過ぎたあたりからはイヤイヤ期に悩まされるし、幼稚園に入るころには口も達者になって生意気になってくる。
そのときどきで大変さは異なるが、それもある一時期のことなので、その時期を楽しむくらいの余裕をもって子どもと接していきたいと思った次第である。
 
ということで、1歳の1年間は危険を減らしながら、自由に動けるよう成長をサポートしてあげたいと思った、という話でした。