花粉症シーズン終了宣言

今年もそろそろ花粉症の終了を宣言していい時期になったかと思う。
スギはすでに終わっており、ヒノキが少し残っているが、これもだいぶ少なくなってきた印象である。
2月上旬に始まった3ヶ月弱の花粉症シーズンもようやく終わろうとしている。
 
私は生まれたときからと言っていいほど、小さいころからアレルギー性鼻炎に悩まされ、花粉症もその名前が広まりだしたころからのつきあいである。
さいころは季節問わず、鼻がかゆかったので、花粉症を意識しだしたのは、学生のころだっただろうか。
当時はまだマスクをするのも一般的ではなく、薬もいいものがなかったので、無防備にこの時期を過ごしていたのを覚えている。
 
それから徐々に、花粉症に対する世間の認知も高まり、2000年代中盤くらいからマスクをするのも当たり前になり、だんだん眠くならない薬も開発されていった。
そう思うと、ここ近年はだいぶ花粉症への対抗手段も増えてきた印象だが、個人的には去年と今年で攻略法をマスターできたように感じている。
今シーズンも、序盤に数日、鼻や目の痒みに苦労したことはあったが、全体を通してみると、数年前から比べればだいぶ楽だった印象である。
 
攻略法のポイントは発症をさせないこと。
シーズン単位でも、1日単位でもこれを心がけるとだいぶ楽に過ごせることがわかった。
 
シーズン単位では、花粉が飛び出す前から、早めの薬の摂取。
今年は、1月の中旬からアレグラを飲み始めた。
28日分の一番多い量のものを3つ買って飲んできたが、それも今日で終わりである。
念のため、追加で14日分を購入したが、あと1週間くらい飲み続けて終わりにしたいと思っている。
薬は症状が出始めてから飲んだのでは遅い。1月中に飲みはじめて、シーズン単位で見て、大きく発症させないのがコツである。
 
1日単位では、症状が出る前から点鼻薬や目薬を使う。
いったん症状が出だすと、それを抑えるのは大変でなので、先回りして封じ込めるのが大事である。
私の場合、飲み薬は毎日飲み続けているが、それでも屋外で活動するときは症状は出てしまう。
ゴルフなど屋外で過ごすときは飲み薬だけでは効かないので、こういうときは朝から点鼻薬と目薬を使う。その後も3時間おきくらいに、症状が出る前に使うのである。
これで症状がゼロとは言わないが、だいぶ楽に過ごすことができる。
 
その他にも、「花粉症は1週間で治る」という本に書かれていることも、去年から実践しており、こちらも効いている実感はある。
ただ、これは長い目で見た体質改善だと認識していて、短期的には薬を有効的に活用して発症を抑えるほうが効いている印象である。
どちらかをやめてみて、どちらの効果が出ているのか実験してみたいところだが、花粉症の苦しさを想像すると、私にはその勇気がないので、とりあえず来シーズンも両方やってみようと思っている。
 
ということで、秋の花粉症も万全の準備をして臨もう、という話でした。