花粉症を発症させない、長期・中期・短期の3つの視点

※以下、医療従事者ではない、花粉症歴の長い素人の見解です。
 
先日のこのブログの記事でも書いたが、今シーズンの花粉症対策を開始した。
花粉のニュースが出てくるころからの対策では遅いので、毎年1月の終わりくらいから準備をして対策を始めている。
 
基本的な対策としては、何よりも薬を早めに飲み始めること。花粉症はできるだけ発症させないことが大事だと考えている。
 
何よりも発症させないということが大事なのだが、この発症という概念、長期・中期・短期の3つの時間軸があると考えているので、ここで整理をしておきたいと思う。
 
まずは長期。
これはかなり長いスパンでの話で、花粉症自体にならないようにするという視点。
私のように物心ついたときから花粉症という人もいれば、まったく無縁だったのに急にあるときから症状が出てきたという人もいる。
よく言われることだが、身体の中に花粉を溜める箱のようなものがあり、これがある一定量以上になると症状が出てくるという考え方があって、これが正しいとすると、現在症状がない人も花粉はできるだけ吸わないほうがいいとなる。
なので、まずは花粉症自体にならない、そのためには花粉をできるだけ吸わない、という長期的な視点が必要になってくると考える。
 
次に中期。
これはシーズンごとのスパンでの視点。
不幸にも花粉症の症状が出てしまった人であっても、できるだけシーズン前から対策をすることで、発症をできるだけ防ぐという視点が大事になってくる。
対処法としては、早めに薬を飲み始める、シーズン前に予防注射を打つなどがあるが、いずれにしてもできるだけ発症させないことが重要と考える。
症状が出てから薬を飲み始めても、効き目は限定的で、飛散量が少ないときにはそれでも対応可能だが、多いときには如何ともし難い。
できるだけ先回りをして、発症自体を防ぐという考え方で対応することが大事である。
 
最後に短期。
これは1日ごとの視点で、いくらシーズンごとに早めに対処しても、飛散量の多い日はどうしても症状が出てしまう。なので、これを防ぐために、1日1日の視点でも症状が出る前に対処をしておきたい。
具体的には、薬の服用は継続するとして、症状が出る前に点鼻薬や目薬を使うというもの。
点鼻薬や目薬は症状を緩和するものという認識をもっている人が多いかと思うが、先回りして使うことで症状自体を食い止めることができる。
1日ごとに使用量に制限があるので、用法は守る必要があるが、むしろ発症した後の症状緩和として使うと、用法にある使用回数では足りなくなったりするので、私は症状が出る前に使うことを心がけている。
 
と、こんな感じで、花粉症は症状が出る前に対応するのが大事で、それも長期(一生)・中期(年、シーズン)・短期(日)のそれぞれの視点で、症状を出さないという心がけが必要だと思っている。
私の場合は、長期的な視点での発症は食い止めることができなかったので、中期・短期の視点で、できるだけ発症を食い止め、快適な春を(秋も!)送りたいと思っている。
 
ということで、花粉症は長期・中期・短期の3つの時間軸で発症を防ぐことが大事である、という話でした。