2021年の目標を振り返る

2022年になりました。明けましておめでとうございます。
 
さっそく。1年の計は元旦にあり、ではないが、新年のスタートにあたり、今年もごくごく個人的な目標をまとめておきたいと思う。
が、その前に去年の目標の振り返りから。
 
2021年も7つの習慣にある、7つ目の習慣「刃を研ぐ」のフレームで目標をまとめていたので、その流れで振り返ってみたいと思う。
なお、7月の段階で目標を修正しているので、それも含めて振り返ってみたい。
 
1.肉体的側面
年初目標:ランニング回数250回
中間修正目標:ランニング回数250回、月間走行距離100km、毎月1日あたりの平均歩数10,000歩
結果
ランニング回数→262回
月間走行距離100km→11勝1敗
毎月1日あたりの平均歩数10,000歩→10勝2敗
 
年初ランニングの回数という目標でスタート。途中から月間走行距離と歩数も目標に加えた。
回数自体は目標クリア、月間走行距離100kmは3月が未達だったがそれ以外は達成、毎月の1日あたりの平均歩数10,000歩は5月と7月がわずかに未達でそれ以外は達成という結果に終わった。
目標に対して◎の達成とは言えないが、○くらいはあげてもいいのではないかと思っている。
加えて、8月のお盆の時期から、腕立て伏せ毎日100回というのも継続している。こちらはたまに休みながらだが、今のところ継続できている。
結果として、体重も2020年末の最も重かった時期から比べると、だいたい4kgくらいの減。かなり順調に身体を絞ることができた1年だったと思う。
 
2.精神的側面
年初目標:ブログ記事更新180回
中間修正目標:ブログ記事更新毎日365回更新
結果
ブログ記事更新→毎日365回更新
 
ブログの更新については、目標通り2021年毎日更新ができた。これは私にとって大きな自信になった。
これまでは自分が考えたことを文章に落とすことがなかなかできず、書くことに苦手意識があったのだが、それをだいぶ克服できたのではないかと思っている。
ただ考えるだけでなく、書くことによってさらに考えが深まるということも経験することができた。書くことで思考が深まる、ということがわかったことも大きい。
ここは◎をあげてもいいと思っている。
 
3.知的側面
年初目標:読了冊数年間50冊
中間修正目標:読了冊数年間50冊
結果
読了冊数→35冊
 
こちらは大幅未達で×。
正直なところ、今年はブログ(日記)とランニングに注力した年で、読書は正直優先順位が低く、後回しになってしまった。Audiobookの聞く読書を入れても合計83冊と、ここ近年でもかなり少ない数で終わってしまった。
 
ちなみ、「社会・情緒的側面」の項目の目標設定はとくにしていない。
 
こんな感じで3つの項目で目標を立てたが、2勝1敗という結果で終わることとなった。
年初にも書いたのだが、重要な目標は1つか2つくらいに絞る必要があるだと痛感した。というよりも、むしろブログとランニングの2つが今年の重要な目標にしており、読書はその下という扱いを自分の中でしていたのだと思う。
これらを踏まえて、来年2022年の目標をどうするか、考えてみたいと思う。明日に続く。
 
ちなみに趣味の目標も立てたのだが、そちらの結果は以下のとおり。こちらも2勝1敗。
サウナ年間50回→51回○
野球観戦年間5回→6回○
キャンプ年間10回→3回×
 
ということで、年初に立てた目標を振り返ってみた、という話でした。

2021年を振り返る

早いもので、今日は2021年大晦日。2021年も今日で終わるので、簡単に振り返っておきたいと思う。
 
仕事のほうは、2019,2020年と厳しい業績が続いていたのだが、2021年は扱っている素材(鋼材)の値上げの時期が重なり、業績は好調に推移した。一般的に、素材産業は値上げの時期は、仕入れ値より販売価格の値上げが先行するため、利益は確保しやすい。逆に値下げの時期は、先行して販売価格が下がってしまうので、利益は出にくい。下げ幅が大きければ、赤字でも売り切ってしまわなければならないということになりかねない。
そういった構造にあるので、今年はあらゆるものが値上げという時期で、はっきりと追い風が吹いた1年だった。追い風どころか、神風と言っても過言ではなかったかもしれない。
 
さて、この値上げ基調というか、高価格がキープされるのか、それともまた反転して下がるのか、が来年以降を占う上で大事な要素となるが、少なくとも2022年前半までは、おそらく2022年内は、値崩れすることはないと予想している。
それ以降は、カーボンニュートラルの流れとその中で中国勢がどう立ち振る舞うのか、カギとなるだろう。
 
まとめると、モノの価格は需要と供給で決まる、という経済学の教科書に書かれていることを実感した1年であった。これは来年以降もっと意識させられると思う。
少子化の影響などで人材の確保が難しくなってきていることを肌で感じてきている。ヒトの価格(賃金)も当然のことながら需要と供給で決まるので、賃金が上昇するのか注視し、自社での対応も考えたい。
後から振り返ると、この2021年はデフレからインフレへ潮目が変わった1年と言われるのかもしれない。
 
個人的には、ここ数年やりたかったことができた年でもあった。
1番はこのブログ。今日のこの記事をもって、2021年1年間毎日更新を達成することができた。ブログを書くということは15年くらい前からやりたいと思ってきてなかなかできなかったのだが、2018年にようやくはじめ、去年から徐々に更新頻度を上げて、今年は毎日更新することができた。
加えて、今年も毎日日記を書き続けることができた。
自分が考えたことを書き残す、ということを習慣化できたという意味では非常に有意義な1年だったと思う。
 
あとは、ランニングもやりたいと思いながら中途半端になっていたのだが、今年はだいぶ走ることができた。ほぼ毎月100km走ることができ、走ること自体が楽しくなってきている。
途中からは、腕立て伏せ1日100回というのもはじめ、少しずつ運動することを習慣化できた。
その成果もあり、体重は年初にくらべて4kg程度減。これをキープするためにも、もう少し筋トレも加えていきたいと思う。
 
今年はコロナ下ということを前向きに捉えて、時間を有効活用できたと思っている。
ブログにしても、ランニングにしても、これまでと異なり会食などの飲みに出る機会が大きく減ったことで時間を確保できたことが多い。
去年(2020年)に引き続き、コロナによる制約が多かった1年だが、それを逆手にとって時間の使い方を変えることができたのは大きかったと思っている。
 
あとは子育て。
娘が6歳に、息子が1歳になった。二人とも元気に育っていてくれているのはありがたいこと。二人の成長を見ているだけで、多くの学びがあることに気づく。このブログでも、そんな気づきを整理して書くことができた。
ただ、娘は来年小学校に上がるが、基礎学力が若干不安。来年はいわゆる教育に力を入れる年にしたいと思う。
 
と、こんな感じで、日々大変なことは多かったが、大きく1年というスパンで区切ると、比較的いい1年だったように思う。
来年も大変なのだろうけど、後で振り返ってみればいい1年だったと思えるような年にしたいと思う。
 
ということで、大晦日に1年を振り返ってみた、という話でした。
よい年をお迎えください。

年末年始の目標を立てる

今年の年末年始の休暇は、カレンダーの日取りが悪く、5日しかない。昨年、一昨年と実質10日程度あったのと比べて、今回は半減である。
 
それはそれで仕方ないとして、年末年始に限らず、こういった長期休暇はややもすると何もせずに終わってしまう。せっかくまとまった休みがあるのに、だらだらと過ごして終わりというなりがちである。
 
私もご多分に漏れず、そんなだらだらした長期休暇の過ごしてきたのだが、結婚して子どもが生まれてから自分の自由な時間が取れないことに気づき、長期休暇の時間を大事にするようになった。
具体的には、年末年始だけでなく、GWやお盆の長期休暇の前に、あらかたの計画を立てて、またその期間にやりたい目標を立てるようになった。
 
今回もこの休暇で取り組むことを考えてみたので、ここで年末年始休暇の目標についてまとめておきたいと思う。
 
今回はまずはなんと言っても読書。
今年(2021年)の目標の振り返りと、来年(2022年)の目標設定については、また別にまとめたいと思うが、今年は読書がほとんどできなかった。
来年は読書習慣を取り戻す年にしたいと思っているので、この年末年始でペースを掴みたい。
そこで、この休暇中は毎日読書の時間を10分以上取るということにしたい。
10分という時間は短いと思うかもしれないが、10分読めばおそらくもう少し読み続けることになるはずである。まずは本やKindleを開くことが大事なので、この10分という目標にしたい。
また、冊数ではなく、時間にした理由は、冊数にすると簡単に読み終える本を選択肢がちになるから。
読みたい本リストにはけっこう厚い本もあるのだが、こういった本をにも挑戦するためにも、目標は冊数ではなく、時間にしたいと思う。
 
2つめはブログの毎日更新。
ブログはとりあえず正月までは継続したいと思っている。この年末年始休暇中もきちんと毎日更新をしたい。これは今年習慣化できたことなので、とくに問題なくできると思っている。
 
3つめは腕立て伏せ1日100回。
こちらも、年の途中からやってきたことなので、実施することは問題ないと思う。きっちり毎日100回やりたいと思う。
 
ブログと腕立ては今年毎日やってきたことだし、読書も10分というかなり低いハードルなので、3つともクリアすること自体は難しくないはずである。ただ、1年のスタートをいい形で切るためにも、ここをきっちりクリアしておきたいと思う。
 
ということで、長期休暇は休暇前に目標を設定して意識を高めておくことが大事、という話でした。

コンテンツが渋滞する年末

2021年も残り1週間を切り、さすがに年末感が出できた。
テレビ(という受信機を通じて)はほとんど見ないので、そこからの情報はとくにないのだが、よく利用するサービスから年末の特別コンテンツが出だして、それらによって年末を感じることが多い。
 
ただ、この特別コンテンツ。さすがに多すぎて、その消化に対応できずに渋滞している。
 
まずはTVer。言わずと知れた、テレビの見逃し配信サービスだが、日ごろ見ている番組が年末特番で時間が長いのに加えて、特別コンテンツということで、過去のドラマが配信されている。
過去見て面白かったドラマや、話題になったけど見ることができなかったドラマが数多く配信されており、貧乏性な私としてはこの機会に見ておきたいと思ったりしている。
しかし、ドラマは基本1話が1時間で、さらに気のせいかCMも長いものが多く、倍速に近い再生をしても40分以上時間がかかる。これが10話前後。全部見るにはかなりの時間がかかってしまう。
普段は息子の寝かしつけの時間でTVerを視聴しているが、それだけではとても消化しきれない。ブログや日記を書いたりする時間を削ってまで視聴しては本末転倒なので、見るドラマを制限しないといけない。
せっかくの無料視聴期間ではあるが、見るコンテンツを絞って対応したいと思う。
こういった特別コンテンツはありがたいのだが、できれば年末に集中させずに分散させてほしいと思ったりもする。
 
もう1つよく利用するサービスのVoicy。こちらは年末企画ということで対談等が多く出てきているのだが、これも無理にこの時期にやってほしくない。
それでも聞きたいようなコンテンツであればいいのだが、中にはわざわざ時間を使ってやらなくていいような企画もあり、ちょっと困っている。
一例を挙げると、「ながら日経」の年末特別対談。「ながら日経」とは、日経新聞紙面からニュースを配信する番組で日ごろは重宝しているのだが、年末スペシャルということで、各曜日のパーソナリティと、姉妹番組の「ヤング日経」のパーソナリティが、今年起こったニュースについてインタビューのような形式で対談するというコンテンツが配信されている。
このスペシャルコンテンツ、各パーソナリティはプロの話し手ではない人が多く、インタビューにも慣れていないので、一問一答形式になってしまっており、まったく盛り上がっていない。そんな盛り上がっていないコンテンツを聞かされて困るのはリスナーのほうなので、普通にニュースだけを流してくれればいいのにと思ってしまう。
だったら聞かなければいいのに、と思われるかもしれないが、私はVoicyをランニングや運転の最中に聞いており、切り替えるのができなかったり面倒だったりするのである。
無理に特別なコンテンツを出さずに、通常どおりやってほしいなと思う。
 
と、こんな感じで、年末ということで多くのコンテンツで溢れている。
消費するのに、想像以上に時間を使ってしまうということになりかねない。
よくよく整理しないとこれだけで年末年始が終わってしまいそうなので、どのコンテンツを消費するか厳選しないといけないと思った次第である。
 
ということで、年末年始はいつも以上にコンテンツが渋滞している、という話でした。

 

chikaran.hatenablog.com

自分に興味がない

Voicy「Voice of ちきりん」で、12/27「恋バナと昆虫」というタイトルでの配信があった。
ちきりん氏は言わずと知れた社会派ブロガーで、ブログでもVoicyでも切り口鋭い論考を披露している。
今回の配信はプレミアムリスナー限定ということで、詳細は説明できないが、ちきりん氏は、社会のことには興味があるが、自分には興味がないという話をしていた。
 
この話を聞いて、私も同じようなに思ったことがあるのを思い出した。
新卒での就職活動のときのことである。
就職活動の選考は、筆記試験からはじまり、グループ面接、個人面接という流れが多い。たまにグループディスカッションやプレゼンテーションでの選考もあるが、面接で行うことが多数である。
私はこの面接が苦手で、とくに個人面接はなかなか選考を通過できなかった。逆に、筆記試験は当然のこととして、グループディスカッションやプレゼンでは落ちた記憶がない。
 
なぜ面接が苦手だったかというと、まさに自分について興味がないから。
より正確に表現するなら、自己分析してまで自分について知りたいと思わなかった、という感じか。
強みや弱みとか言われても、そんなのなんとでもつくれるじゃないかと思ってたし、これまでの自分もこれからの自分も何を話していいかよくわからなかった。
それに対して、自分の外のことでテーマが与えられれば、それについて考えることは好きだし得意であった。
結果的に、グループディスカッション、プレゼンテーション、グループディスカッションという、偶然にも1度も面接がなかった会社から内定をもらって事なきを得たが、もしここで落ちていたら、かなり違った人生になっていた可能性が高いと思っている。
 
今回ちきりん氏の配信を聞いて、そんな自分に興味がないという感覚を思い出すことになった。
そんな(今でも)自分に興味がない私だが、それでも就職活動をするのであれば、どうすればよかったのか。
ちょっと考えてみたところ2つのアプローチを思いついた。
 
1つは、自分を相対化して外から観察して、それ(自分自身)がどういったものなのかを分析・説明するという視点で取り組む、というもの。
もう1つは、自分が興味あるテーマについて、深く考え、整理して説明することで、b自分がどういう人かを理解してもらうというアプローチ。
 
もし今面接があるならば、どちらかを選ぶだろう。
 
ちきりん氏は、雇用機会均等法ができた時代に証券会社に総合職で入社、その後アメリカに留学したり、外資系企業に入社したりと、何度か入学・入社面接を受けているはずである。そんなちきりん氏が面接で何をどう伝えてきたのかについては興味が湧いてきたので、質問できる機会があったらしてみたいと思う。
 
ということで、自分に興味がない人にとって、面接は耐え難い苦行である、という話でした。

ブログを1年間毎日更新続けた感想

このブログ、今年は毎日更新を続けているのだが、実は去年の年末の12月24日から毎日更新していたので、ちょっと前に毎日更新が1年間続いたことに最近気づいた。
2018年にはじめたこのブログも当初は1ヶ月に1つか2つくらいの記事しか書いていなかったが、去年(2020年)からちょっと書く頻度を上げて、今年は毎日更新を続けている。
 
今年の年初は、とりあえず1月は毎日更新を続けようということと、年間では180本くらいは書こうという目標でスタートした。
1月の毎日更新でペースを掴んでからは、どうにか行けるかもということで続け、半年続いたあたりからは、途中で止めるのはもったいないということもあり、1年は続けようということで今日まで継続することができた。
 
こうやって1年間継続できた理由を考えてみると、2つのことが思い浮かんだ。
 
1つは、ある程度まで継続すると止めるのがもったいなくなるということ。
今回の場合は1ヶ月継続できた段階でもうやめるのがもったいないという気持ちになっていた。そして、もしかすると1年間くらいなら継続できるのではないか、とも。
私は常々、何か新しいことをはじめるとき、1週間だけやってみる「努力の集中化」を提唱している。
1週間である必要はとくにないのだが、ある一定期間だけちょっと無理してがんばってやってみる。人間ゴールがあるとどうにかできるもので、1週間程度のことならたいていのことはできるのではないかと思う。そこまでできれば、止めるのもったいないということで継続できるかもしれないし、そこで止めてもまた機会を見つけて同じように短期間やってみればいい。
そういう三日坊主的な発想ではじめたことが継続できた要因の1つであると考える。
 
もう1つは、コロナ下であったということ。
コロナ前だったら、飲み会や出張の頻度を考えると、1年間の毎日更新はできなかったであろう。
正直なところ、コロナだから今のうちのできることをやろうと思って毎日更新をはじめたわけではなかったが、コロナだったからできたのは間違いない。
そう考えると、こういった逆風の時期だからこそ、それを逆手に取って何かに挑戦してみるという思考をもっともってもいいかもしれない。
コロナに関しては、出口が見えてきたようで、どうもまだそうでもない。少なくともあと半年くらいは続きそうなので、この時期だからこそのチャレンジをもう1つくらい考えてみたいと思う。
 
何はともあれ、1年間継続できたということは自分にとっても自信になった。
2021年の毎日更新もあと少しで達成できそうなので、とりあえずはそこまでは継続したいと思う。
 
ということで、ブログの毎日更新を1年間続けることができた、という話でした。

年初からのコロナの動きを予想する

コロナの新規感染者数は10月くらいからかなり低い水準を保って年末まで来ることができたが、2021年も残り1週間となり、さすがに都市部で増加傾向が顕著になりだした。
個人的な予想としては、11月くらいからまた徐々に増え始め、12月はざわざわしだして、1月にはまた緊急事態宣言かと思っていたので、当初のイメージからは1ヶ月から1ヶ月半くらい遅い感じである。
デルタ株を想定すると集団免疫獲得にはまだ到達していないこと、ワクチンとマスクを徹底しているシンガポールでも9月ごろ感染者数が急増していたことなどから、もっと早い段階で反動が来ると思っていたが、ここまでよく持ちこたえたと思っている。
 
その要因は、ワクチンの接種率に加えて、マスク着用の徹底にあるのは間違いないだろう。ただ、これだけだとシンガポールの事例が説明できないのだが、それでもここ3ヶ月は抑え込めている。
そのワクチンの抗体も効果が薄れてきているのか、徐々に増加傾向に転じてきている。
 
現状、東京でも地方でも、街の人出はかなり多い。
12月の上旬に東京に行ったが、東京駅の人出はコロナ前により多いと言っても過言ではないくらいだった。新規感染者数が増えてきた中で、このくらいの人の密集があちこちであると、さらに増えてくるのは間違いないだろう。
加えて、オミクロン株の市中感染が広がりだしたのを考えると、第六波は来るものと想定しておいたほうがいいだろう。
 
ということで、1月にはハッキリと感染者数が増えてくるのが確認され、2月あたりからまた爆発的に感染者数が増えてくると予想する。
そうなると、仮にオミクロン株の重症化率が低かったとしても、感染者数増を横目に見ながら、元気な人が社会・経済をまわすということにはならないので、緊急事態宣言が出るところまで想定内だろう。
2,3月はまた動けないタイミングになるだろうから、そのことを想定して計画を立てたほうがいい。出張や旅行に出るのであれば、1月までに済ませておく必要があるし、そこを逃すと、GWあたりまでは動けないと思っておいたほう良さそうである。
 
一方で、ブースター接種が年明けから始まる見込みで、また経口薬が日本でも承認された。これらが早めに広がっていけば、第六波は小さく抑えられるかもしれないし、その後また平穏な日々が続くかもしれない。
このあたりは、どう進んでいくのか、関心をもって見ていきたいと思う。
 
もちろん、今後のどうなっていくのかは正確にはわからないのだが、少しでも解像度高く動向を予想しておけば、心がまえや準備をしておくことができるので、コロナ関連のニュースは引き続き注視したいと思った次第である。
 
ということで、年末の感染者数の推移を観察しておけば向こう2~3ヶ月の動きが見えてきそうだ、という話でした。