東京のマスク事情

今週は出張に東京に出てきているが、そこで気づいたが、マスクをしている人の多さ。
電車に乗ったときにまわりでマスクをしている人を数えてみたら、だいたい4割程度か。
 
去年(2023年)に新型コロナの感染法上の扱いが5類に変更になり、そのタイミングでコロナが明けたと言ってもいいと思うが、そこから1年経った現在、それでもマスクをしている人がかなり多い印象だった。
これが花粉の時期であれば、その予防でつけている人も多そうなものだが、もう6月ということで花粉のシーズンでもない。
私の中ではとくに都心部ほどマスクをつけている人の割合が低い印象だったが、どうもそうではないようである。
 
これには2つの可能性があるかと思う。
1つは、足元で感染者数が増えているため、その情報からマスクをつける人が増えているというもの。
現状、全国各地でじわじわと感染が広がっているようで、うちの会社でも久しぶりにコロナの感染者が確認された。コロナはもうないような錯覚に陥っていたが、水面下ではウイルスはきっちり生き残って、まだ感染の波を繰り返している。そういう情報から多くの人がマスクをつけて感染を防ごうとしている可能性は大いにある。
 
もう1つの可能性は、マスクをつけることが習慣化されている可能性。
コロナが明けたといっても、マスクの習慣はそのままという人もけっこう多そうである。マスクがある生活に慣れると、ないのが逆に違和感になるのもわかる。
 
さてどちらの可能性が高いか。
完全に印象論だが、昨年の5類移行後、マスクをする人がだんだん減ってきたように記憶しているので、どちらかと言えば、足元感染が広がっているからマスクをしている人が増えた、という説のほうが信憑性は高いような気がしている。
そう考えると、まだ感染者数の推移に意識がある人も多いということになる。
 
どっちの可能性のほうが高そうか、確信はないので、継続的に観察してみたいと思う。
 
ということで、東京では思っていたよりマスクしている人が多かった、という話でした。