先週は出張で東京に出ていたが、出張ではもっぱら新幹線で移動することが多い。
最寄りの駅が新幹線停車駅であることや、羽田よりも東京駅のほうが東京に出てから移動が便利とか、単純に飛行機が苦手など、新幹線を使う理由はいくらでも挙げることができるのだが、その中の1つに長時間移動が苦にならない、というのがある。
新幹線だと4時間を超える移動も多かったりするのだが、私はぜんぜん嫌ではない。
車内ではまわりに気を使う必要はないし、仕事したり、本を読んだり、仮眠をとったりと自分のペースで過ごすことできるので、重宝している。
ただ、ここ最近、長時間移動後にちょっと気持ち悪くなることがよくある。
気持ち悪いと言っても、吐き気をもよおすようなひどいものではなく、ちょっと胸がむかむかする程度なのだが、それでもないほうがいい。
その原因を考えると、2つ可能性があって、1つはコーヒーの飲み過ぎ。もう1つはパソコン作業である。
とくにパソコン作業のほうは、新幹線と言えど、揺れもけっこうあるので、それで乗り物酔いのような症状になっているのではないかと疑っている。
そんなこともあって、今回の出張の帰りはパソコン作業はせずに、代わりに本を読むことにした。
本でも揺れで気持ち悪くなる可能性はなくはないが、パソコン作業に比べるとおそらくその影響は小さいはずである。
で、実際にやってみると、予想通りとくに気持ち悪くなるようなこともなく、快適に過ごすことができた。
ちょうど1冊読み終えることができて、滞りがちだった読書が捗ってよかった。
新幹線移動だと、時間もあるので、あれもできるこれもできると考えがちなのだが、ここは読書のための時間と割り切って活用したほうがいいのではないかと感じた次第である。
これからは出張で新幹線に乗るときは、乗っている時間に応じて、ちょうどいい長さの本を選択し、毎度その1冊読み切るように試みてみたいと思う
ということで、新幹線は本を読むことに決めた、という話でした。