今年は猛暑にならないのではないかという淡い期待

6月に入り、もう10日が経過。早くも中旬ということで、そろそろ梅雨入りするのはないかという季節になってきた。
梅雨入りを前にして、気温も湿度も上がってきて、すぐに汗をかいてちょっと気持ち悪い感じがする。
私に限らず誰もが、梅雨時期はジメジメしてあまり好きではないと思うが、一方で気温が上がりにくく、真夏に比べるとまだマシかなと思えるのがここ近年の特徴だろうか。
 
さて、今年の4月は思っていた以上に暑くて、今夏も猛暑になるんだろうなと思っていた。
実際に今年の4月の気温を調べてみると、私の住んでいる地域では、近年でも酷暑と言っていい去年(2023年)よりも、平均気温で1℃高く、20℃を超える日も去年の19日に対して、今年は23日と、データ上でもしっかり暑かったのがわかった。
 
ただ、5月に入り、4月の勢いのまま暑くなるんだろうなと思っていたのだが、私の感覚ではそれほど暑かったという感じはなく、4月だけが異様に暑く、5月はそれほどでもないという感じだった。
 
実際のところはどうなのだろうと、調べてみたところ、今年と過去5年の5月の平均気温と夏日(最高気温25℃以上)の日数は以下のとおりだった。
 
2019年 25.3℃ 17日
2020年 24.4℃ 16日
2021年 23.3℃ 6日
2022年 24.3℃ 12日
2023年 24.3℃ 14日
過去5年平均 24.3℃ 13日
2024年 24.1℃ 14日
 
これを見ると、ここ数年と比べてみて4月は有意に暑かったと言えるが、5月は例年並みといった感じ。
私の感覚では、5月は4月ほど例年と比べて暑くはなかったというだけで、データ上では普通に暑かったと言えるのだろう。
 
例年に比べて、5月が4月ほど暑くなかったので、今年の夏は去年ほどの酷暑にはならないのかもしれない、という淡い期待を抱いたのだが、データを見る限りでは、それとこれとは全然関係ないことなのかもしれないと思った次第である。
 
ということで、自分の感覚ではなく、データに当たってみるのが大事だ、という話でした。

 

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