九州新幹線乗ってみて思ったこと

今週は出張で熊本に出ている。出張と言えばだいたい東京や大阪方面が多いのだが、今回は逆の九州。たまに九州方面に出張に出ることもあるのだが、いつも感じていることをここでまとめておきたいと思う。
 
その前に今回の新幹線の混み具合から。
今回は平日の昼間の九州新幹線下りだったが、かなりの乗車率だった。80%はゆうに超えている感じ。東海道・山陽新幹線とは車両数や走っている本数も違うので、一概には比べられないが、少なくとも山陽新幹線管内よりかは混んでいる印象だった。
 
で、九州新幹線に乗るといつも思うことだが、それはすぐに着いてしまうということ。
九州は一見広そうに見えるのだが、意外とそうでもない。新幹線が速いということもあるが、あまりゆっくりもできない。
博多から熊本で最短30分ちょっと、博多から鹿児島は1時間15分くらいで着いてしまう。
東京に行くときは、ゆっくり仕事でもして、本も読んで、疲れたらちょっと寝て、なんて過ごし方なのだが、熊本くらいだとあっという間に着いてしまう。鹿児島でもあまりゆっくりはできない。
 
ただ、これは新幹線が通っている西側の話で、東側の大分・宮崎方面に行こうと思うとこうはいかない。
小倉から鹿児島までが1時間半ちょっとで着くのに対して、小倉から宮崎は4時間半以上かかってしまう。新幹線の速さを痛感する。
 
もう1つ、今回気づいたことが、風景をあまり見れないということ。壁が高いところが多く、その先を見ることができないのである。
おそらく、これは九州新幹線区間で、比較的山間部が少ないからだろう。トンネルも少ないし、いつも家屋や建物がある地域を走っている印象がある。
あわせて、東海道・山陽新幹線が建設された時代と違って、騒音対策もしっかりやっているということもあるのだと思う。
結果として、あまり風景を楽しむことができないのだが、これは致し方ないか。
 
九州新幹線に乗ってみて、いつもとはちょっと違う感覚だが、そんな違いもいいなと思った次第である。
 
ということで、九州は思ったよりも近い、という話でした。