続・新幹線乗車率定点観測-2023年4月中旬

先日の出張の帰り。
東京での挨拶回りなどを終えて、朝早い新幹線で地元に戻ったのだが、これが想定以上に混んでいてびっくりした。
混んでいるといっても、ここ最近ではよくあることだが、瞬間風速的な混み具合に驚いたわけではなく、混んでいる時間が長かったことに驚いたというわけである。
 
今回乗ったのは、東京発下り新幹線のぞみの普通車指定席。
朝早い時間帯だったが、東京・品川・新横浜を出たあたりで乗車率は100%近い感じで、だいたいの席がうまっていた。
ただ、私はA席に座っていたのだが、新大阪までB席には誰も座らず、こんだけ混んでいるのにラッキーだなと思っていた。
東海道新幹線区間はまあこんなもんだろうと想定内だったのだが、ここからがいつも違った。
 
山陽新幹線区内に入るといつもは乗客が減るのだが、今回は降りる以上に乗ってくる人が多いといっても過言ではないくらいだった。
新大阪でもかなりの人が乗ってきた印象だったが、それ以上に新神戸からの乗客が多く、山陽新幹線区間内でも乗車率は100%近かった。
空いていた私の隣の席も、新神戸からはうまってしまい、トイレに行くタイミングを逃してしまった。
 
たしかに外国人も多く、コロナ明けで旅行客が多くなっているのはあるだろう。
しかし、コロナ前でも平日の午前中でこんなに混んでいるのは見たことがなく、こんなに混み続けるのはお盆か年末年始くらいしか見たことがない。
いや、盆や年末年始でも、混むのは新大阪までで、それ以西でここまで混んでるのは見たことがないかもしれない。
 
今回の混み具合の要因として、コロナの反動や、インバウンドの回復あたりは思いつくところ。あわせて、4月という季節要因で私のように挨拶回りの出張客が多いこともあるかもしれない。
しかし、原因として思いつくのはそれくらい。何か違う要因があるのか少し気になるところである。
また、この混み具合は一過性のものなのか、今後も継続するのか、これも気になるところなので、今後の推移も注視したいと思う。
 
ということで、帰りの新幹線が予想外の混んでいてビックリした、という話でした。